公開日丨2016/06/21最終更新日丨2016/06/21
電力自由化に関する意識調査 認知度はほぼ100%に
NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション株式会社が運営するインターネットアンケートサービス「NTTコムリサーチ」は、全国18歳〜69歳の男女を対象に5月30日・31日の2日間、「電力小売自由化」について調査を実施しました。有効回答は1,447件だったとのことです。
調査結果によると、電力小売自由化の認知度は「なんとなく知っている」を含め、ほぼ100%でした。そのうち「詳しく知っている」のは10.8%と1割程度にとどまっています。
電力会社を「変更するつもりで具体的に検討している」のは1.7%で、「すでに変更した」の4.4%を含めると、変更を具体的に検討した割合は6.1%となっています。
これに対し、「様子見」をしている世帯は63.9%と、多くの世帯がしばらく様子をみたいとしていることがわかりました。
電力会社を「変更した」および「変更を考えている」理由のトップは「電気代が安くなりそうだから」で58.0%。その他の理由としても「電気代の削減に迫られたから」「ガスとのセット割引があるから」「契約をまとめられるから」「インターネットや携帯電話とのセット割引があるから」といった、料金に関する内容が続いています。
また、電力会社をすでに「変更した」「具体的に検討している」人が期待している電気代の削減金額は平均で月額「1,187円」となっているのに対し「変更するつもりがない」人が期待している額は月額「2,381円」と、かなり開きがあることがわかりました。