公開日丨2015/12/29最終更新日丨2015/12/29
新電力大手のエネットが道内の家庭向け電力小売事業にも進出
東京ガス、大阪ガス、NTTファシリティーズが出資する新電力大手の株式会社エネット(東京都港区)は電力小売自由化に向け、北海道内の家庭向け電力小売事業に参入すると、北海道新聞が報じています。
道内ではコープさっぽろ(札幌市西区)や北海道ガス(札幌市中央区)も参入を表明しており、販売競争が激化することが予想されます。
詳細なメニューは2016年1月に発表するとしていますが、料金水準は北海道電力より安く設定する計画とのこと。
エネットはオフィスビルや工場といったすでに自由化されている大口部門で、新電力の全国販売シェアの3割を占めています。道内では北海道電力よりも5~15%程度安価に提供していて、帯広市、函館市といった自治体や工場など350件に電力を供給しています。