公開日丨2015/12/28最終更新日丨2016/09/23
すかいらーくが店舗の半分を新電力に切り替え
ガストなどを展開する外食大手の株式会社すかいらーく(東京都武蔵野市)は経費削減のため、電力の調達先を現在の大手電力会社から割安な新電力に切り替える方針を固めたようです。
切り替えの対象となるのは全店舗の約半分にあたる1204店舗で、東京電力から調達している東日本の1000店舗と、関西電力から調達している関西の204店舗を、それぞれ別の新電力に切り替えます。
見込まれる電気代の削減額は、年間1億円以上。さらに電力小売全面自由化が実施される来年4月以降は、約280店舗で調達先の切り替えも検討しています。
すかいらーくが異例の規模で切り替えに踏み切るのは、震災前と比較して電気料金が上昇しているほか、人手不足による人件費の膨れなど、厳しい経営環境に直面しているためで、今後は各業界で調達先を見直す動きが広がることも予想されます。