公開日丨2015/12/28最終更新日丨2015/12/28
新電力の供給力は原発12基分に相当
経済産業省は東京ガス(東京都港区)や大阪ガス(大阪市中央区)など、2016年4月から電力小売事業に参入する「新電力」約89社の電力供給力を調査。それによると、供給力は原子力発電所12基分に相当するということです。
これは電力会社大手の中国電力(広島市中区)に匹敵する規模で、電気を購入する際の消費者の選択肢が広がるとみられています。
新電力のなかには、東京ガスや石油元売り大手といった火力発電所を保有している企業や、外部工場の余剰電源や卸電力取引所から調達する小規模会社など、多様な事業者が存在。21日時点では約1240万キロワットが見込まれていますが、来春にかけて新電力の供給力はさらに大きくなるとみられています。