公開日丨2015/12/08最終更新日丨2015/12/08
静岡で建設中の新発電所の運転開始が4か月遅れ
中部電力(名古屋市東区)が10%出資する鈴川エネルギーセンター株式会社(静岡県富士市)の電力供給が、当初予定していた2016年5月から2016年9月に変更となる見込みだと、8日、中部電力が発表しました。
ボイラ溶接の一部に不具合があることが判明し、その補修をおこなうためだということです。
10万kW級の石炭火力発電所となる鈴川エネルギーセンターが発電する電力は、中部電が80%、三菱商事(東京都千代田区)が20%出資する新電力、ダイヤモンドパワー株式会社(東京都中央区)が全量購入し、首都圏で販売する予定となっています。
中部電はグループがこれまでに培ってきた様々なチャネルを活用することで、鈴川エネルギーセンターからの電力供給が遅れても、小売に影響がないよう努めるとしています。