公開日丨2015/12/01最終更新日丨2015/12/01
日本気象協会が高解像度の日射量推定サービスを来年スタート
一般財団法人 日本気象協会(東京都豊島区)は1日、高解像度・高頻度の日射量推定サービス『SOLASAT 8-Now』(ソラサットエイトナウ)を2016年4月より提供すると発表しました。
2015年7月から観測をスタートした「ひまわり8号」は、「ひまわり7号」よりも高解像度・高頻度な観測データの取得が可能。それを活かし、従来の日射量推定サービス『SOLASAT-Now』よりも詳細な、2.5分ごと(従来30分)、500m間隔(従来1km)による日射量推定値を提供する予定です。さらに、観測から情報提供までの時差も、これまでの30分から15分に短縮になるとのこと。
同協会ではこのサービスを利用することで、太陽光発電の出力値の把握や実績管理がより高い精度で可能になるとしていて、新電力が来年4月から開始する家庭向け電力供給にも寄与するものとみられています。