公開日丨2015/11/26最終更新日丨2015/11/26
中部電力が来春からカンパニー制を導入
2016年4月の電力小売自由化に合わせ、中部電力は現在7つある事業本部のうち、「発電」「送配電」「小売」の3事業をカンパニー制に移行すると発表しました。これによって「発電カンパニー(発電)」「電力ネットワークカンパニー(送配電)」「販売カンパニー(小売)」に改組されます。
全社的な経営戦略はこれまで通り経営戦略本部が担当するものの、それぞれのカンパニーにも企画部門を設置し、自律的な意志決定を可能にする計画。また、カンパニー社長には業務執行の権限も移譲するとのことです。
カンパニー制移行の大きな目的は、事業ごとの収支や効率化努力を「見える化」すること。これによって中部電は事業責任の明確化を図りたい考えです。