公開日丨2015/10/01最終更新日丨2015/10/01
東急電鉄も電力小売り事業参入!東急グループ内外企業と連携
昨年末より、鉄道事業者初となる電力小売事業への参入を発表していた東急電鉄。かねてより鉄道を中心とした大規模都市開発をしてきた東急電鉄が、新しいインフラ事業として一般家庭向けに電力を供給するために大きく動き出しました。
一般家庭向け電力小売事業社「東急パワーサプライ」設立
設立と同時に小売電力事業の登録申請を行った東急パワーサプライ。一般家庭向け電力供給を2016年4月の電力自由化と同時に開始し、10年間で50万世帯の獲得を目指すとしています。
東急電鉄はこれまで鉄軌道事業のみならず、交通と都市開発を絡めて価値を高める事業を展開してきました。今回の電力小売事業もまた、新しい生活インフラの一部という視点で取り組んでいくことを表明しています。
東急グループとサービスを連携
東急電鉄は鉄道を始め多くの事業を展開しており、東急グループ関連の商品やサービスを活用することで、よりスマートで快適な暮らしを提供する方針です。一般家庭に向けてリーズナブルな電力を供給し、鉄道、ケーブルテレビ、東急カードなど、関連商品のセット販売や割引サービスを企画しているとのこと。
サービス対象エリア
東急パワーサプライは東急線沿線に住む家庭を対象としてサービスを展開します。具体的なエリアは、東京都、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、山梨県、静岡県(富士山以東)となり、離島を除く地域が対象となります。