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ガスファンヒーターのガス代はいくら?エアコンの電気代と石油ストーブと比較してみた!

ガスファンヒーター

ガスファンヒーターのガス代はいくら?

ガスファンヒーターのガス代を求めたいとき、まず知りたいのが以下の情報です。

  • 使用しているガスファンヒーターのガス消費量(kWまたはL/h)
  • ガスファンヒーターの使用時間
  • ガス料金(円/m3)

これらの情報をあわせると、

ガスファンヒーターのガス代(円)=ガス消費量(kcal/h)×使用時間(h)×ガス料金(円/m3)

という式で、ガスファンヒーターのガス代を求められます。

仮に、ガス消費量を2,100kcal/h、使用時間を1日12h、ガス料金を150円/m3、ガス1m3あたりの熱量=13,000kcalとすると、ガスファンヒーターのガス代は、

2,100kcal/h×12h/日×150円/m3
=2,100kcal/h×12h/日×150円/13,000kcal
≒291円/日
 

となります。
1か月に換算すると、291円/日×30日/月=8,730円/月ですので、ガスファンヒーターを毎日使うと1万円近く出費が増えるということですね。
⇒一人暮らしのガス代平均はいくら?

ガスファンヒーターに実際にかかっている燃料費はどれくらい?

ガスファンヒーター

さて、ガスファンヒーターに実際にかかっている燃料費は、ガス代だけではなく電気代もあります。

メインの燃料はガスなので、電力はさほど多くは使いませんが、少なくとも20~30W程度は消費します。

さきほどの計算と同様に、これを1日に12h、30日間使い、電力量料金単価を27.0円/kWhと仮定すると、

30W×12h/日×30日/月×27.0円/kWh=292円/月 となります。

ガス代と合計して実際には291.6円/月+8,730円/月=9,022円/月 のランニングコストがかかっていることになります。
今回計算したガスファンヒーターの仮定値を、お使いのガスファンヒーターのスペックに置き換えれば簡単に計算ができますので、気になる方は一度計算してみてくださいね。

実際に計算してみて、予想していたよりも多く感じたでしょうか。
意外と少ないと感じた方もいるかもしれませんが、実際に暖房器具の中でどの程度安いかを見るために、エアコンや石油ストーブなどともランニングコストを比較してみましょう。
⇒灯油と電気、暖房はどちらが安い?

エアコンの電気代はいくら?ガスファンヒーターと比較

エアコン

エアコンの電気代を知りたい時、エアコンの消費電力(W)と使用時間(h)、電力使用量料金単価(円/kWh)の情報が分かれば簡単に計算することができます。

消費電力 600W
使用時間 12h/日
電力量料金単価 27.0円/kWh

とすると、エアコンを1か月間使い続けたときの電気代は、

600W×12h/日×30日/月×27.0円/kWh=5,832円
です。

ガスファンヒーターのランニングコストが9,022円/月でしたので、比べてみると、エアコンはガスファンヒーターの約65%のランニングコストで済むという結果になりました。

さらにエアコンの電気代を節約したいなら、こちらの記事が参考になります。
⇒【噂の検証】エアコンは24時間つけっぱなしにした方が電気代を節約できる?

ただし、エアコンの弱点として、部屋全体をゆっくり暖めるのは得意でも、寒い時に一気に局所的に暖めることはできないということがあります。

ガスファンヒーターは立ち上がりも早く、すぐに暖まることができますので、使い分けを上手にすることで、より光熱費を抑えられます。
⇒エアコンの暖房の電気代はいくらになる?

石油ストーブのランニングコストはいくら?ガスファンヒーターと比較

石油ストーブ

石油ストーブのランニングコストを計算するには、石油ストーブの燃料消費量(L/h)、使用時間(h)、灯油代金(円/L)が必要です。

燃料消費量は、取扱説明書に記載してありますのでご確認ください。
今回は仮に、以下のように設定して計算します。

燃料消費量 0.25L/h
使用時間 12h/日
灯油単価 100円/L

この場合、石油ストーブの灯油代は、燃料消費量(L/h)×使用時間(h/日)×灯油単価(円/L)=灯油代(円/日)として計算できますので、それぞれの値をあてはめると、

0.25L/h×12h/日×100円/L=300円/日

1か月間に換算すると、300円/日×30日/月=9,000円/月
となります。

ランニングコストとしては、ガスファンヒーターが9,022円/月ですので、と同じくらいか、やや安い程度ですね。
ただし、灯油の単価は変動しやすいので、その時によりガスファンヒーターよりも高くなることもあります。

ただし、ランニングコストは高くても、電気の供給が無い災害時にも使えるという大きなメリットがありますので、一概にどちらが優れているかは言えません。

それぞれの暖房器具を使うのに適したケースは?

電卓で計算

単純なランニングコストだけを比較するのであれば、最も安く抑えられるのは「エアコン」という結論になりました。

しかし、それぞれの家電は役割が違いますので、状況に応じて適した使い方をするのが良いでしょう。

ガスファンヒーターの場合

  • 短時間で部屋全体を暖めたい時
  • 寒い日でもすぐに直接体を暖めたい時
  • エアコンをつける前に部屋の温度を上げたい時

石油ストーブの場合

  • 足だけ、手だけなど暖めたい時
  • 非常時に電力の供給がなくても使いたい時
  • 部屋をなるべく乾燥させずに暖めたい時

エアコンの場合

  • リビングなどの広い空間に数人いる時
  • 比較的狭目の部屋でくつろぐ場合
  • 直接熱くならない、安全な暖房器具が使いたい時

これらはほんの一例ですので、実際に使ってみて一番便利、効率が良いと感じる方法を見つけてみてくださいね。

状況に応じて暖房器具を使い分けがお得

今回ご紹介した通り、暖房器具にはガスをメイン電源としたガスファンヒーターや、灯油を使う石油ストーブ、電気を使うエアコンなど様々な種類がありますが、単純にランニングコストを比較するとエアコンが最も安上がりです。

しかし、それぞれに適した環境や使用方法が異なりますので、一概にどれが一番優れているとは言い切れません。
使用する暖房器具を選ぶ際は、どんな状況でどんな効果を期待して使うかによって使い分けることが、もっとも経済的と言えます。

例えば、短時間で体を暖めてすぐ電源を切ってしまう場合には、エアコンは時間がかかりすぎる上、起動時に電力を多く消費するため電源のオン、オフを繰り返す使い方は向きません。

暖房器具を選ぶ際は、暖房器具の特性を知り、賢く使い分けをしてご家庭に応じた使い方で光熱費を抑えてみてくださいね。

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