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オイルヒーターの電気代は高い? 安くするコツもご紹介

オイルヒーター

オイルヒーターは、部屋が乾燥しにくく臭いも出さず、空気も汚さないクリーンな暖房器具です。しかし、電気代が高い傾向にあるため、それがネックで買うのをためらう方もいるでしょう。

実際に使うと本当に電気代は高いのか?安くする方法はないのか?気になるポイントを徹底解説します。

オイルヒーターの電気代を計算してみよう!

それでは、早速オイルヒーターの電気代を計算してみます。オイルヒーターの消費電力は1500Wで、1日16時間使い、1か月は30日と仮定します。
電気料金単価は、主要電力会社10社の平均単価27円/kWhで計算します。

1時間 : 1.5×27円=40.5円
16時間 : 40.5×16時間 = 648円
1か月(30日) : 648×30 = 19,440円

上記の条件で計算すると、1か月19,440円の電気代がかかることが分かりました。

1日8時間使うなら半分の電気代、4時間使うなら4分の1電気代がかかります。

ただし、オイルヒーターの機種によっては消費電力を節約できるエコモードがついているタイプもあります。そのため、機種によって電気代がかなり変わる可能性もあります。

それにしても、オイルヒーターだけで1か月に19,440円の電気代は高いですよね…。オイルヒーターはこのように電気代は高めですが、風を巻き上げない、音が静か、メンテナンスが簡単などのメリットも多くあります。何とか電気代を抑えて使用したいものですね。

オイルヒーターの電気代を安くする方法

“家族”

サーモスタットの設定温度を低めにする

オイルヒーターの機能を上手く使えば、電気代を安くすることが出来ます。

一般的なオイルヒーターにはサーモスタット機能が付いています。サーモスタット機能は、一定の温度になるとスイッチが切れ、温度が下がるとまたスイッチが付くようになっています。これにより、部屋が温まっても必要以上にオイルヒーターを稼働する無駄をなくせます。

サーモスタットは、低めに温度設定しておくと電気代を安くできます。

また、オイルヒーターは窓際で使いましょう。熱が逃げやすい窓際に置くことで、冷気の侵入を防いで部屋をムラなく温めます。他にも断熱カーテンを使用したり、断熱シートなどを窓に貼ると、さらに効果的に部屋が暖められます。

後ほど詳しく説明しますが、消費電力が抑えられる機能がついたオイルヒーターも販売されています。このような機能を活用して、もっと電気代をお得にしたいですね!

オイルヒーターはエアコンと併用して電気代をお得に

オイルヒーターだけで部屋を暖めようとすると、いつまで経っても暖かくならず電気ばかり消費する金食い虫になってしまいます。またエアコン同様、運転開始直後は部屋を暖めようと最大消費電力で稼働するため、特に電気代が高くなります。
※エアコンの電気代については、こちらの記事も参考になります。
【噂の検証】エアコンは24時間つけっぱなしにした方が電気代を節約できる?

そのため、オイルヒーターは他の暖房器具と上手に組み合わせる必要があります。そうすることで、部屋を効率的に暖められる優れた暖房器具になります。

効果的な使い方はこちらです。

1.まずはエアコンで部屋を一気に暖めます。
2.そして部屋が温まったところで、エアコンからオイルヒーターにバトンタッチして稼働させます。

まずはエアコンで効率的に部屋を温め、その後オイルヒーターで部屋の温度が下がることを防ぎましょう。短時間だけエアコンを使うので、部屋の空気はそれほど乾燥しません。

オイルヒーターは部屋の広さに応じたタイプがありますが、6畳から10畳ぐらいまでの部屋がオイルヒーターの使用に適しています。それ以上広い場所だと、部屋がなかなか暖まりません。

オイルヒーターのメリットとデメリット

オイルヒーター

オイルヒーターは心地よくて安全、メンテナンスも簡単

オイルヒーターは、主に赤ちゃんや小さいお子さんがいるご家庭を中心に人気が高まっています。そのメリットの1つは、運転音が静かなことです。他の暖房器具と比べて静かなので、赤ちゃんやお子さんの睡眠を邪魔しません。火を使っていませんので、やけどをしたり火災のリスクがファンヒーターより少なく、比較的安心です。

また、オイルヒーターにはファンがないので、暖房時に風が発生しません。部屋中のハウスダストをまきあげることがなく、空気が乾燥することもありませんので、寝ている間でも安心して使用できますね。オイルヒーターの熱はエアコンと違い、陽だまりのような優しい熱なので、一度オイルヒーターを使うと手放せなくなります。

また、メンテナンスが楽な点も魅力です。エアコンなどの暖房器具はフィルターの掃除をこまめに行わないと、暖房効率が下がります。オイルヒーターの場合は、中を掃除する必要はありません。軽く表面を拭くだけでいいので、お手入れも簡単です。

オイルヒーターは温まりが遅く電気代も高い

メリットがたくさんあるオイルヒーターですが、デメリットもあります。1つは、部屋全体が温まるまで時間がかかることです。ファンなどを使わずに熱を自然に循環させて、じんわりと部屋を温めます。部屋の広さにもよりますが、部屋全体が温まったと感じるまで最低でも1時間はかかるでしょう。

部屋のドアを開けっ放しにしていたり、気密性の低い部屋で使用したりすると、冷たい空気が入ってさらに温まるのが遅くなるため、気をつけましょう。

そして、電気代が高いという点もデメリットの1つです。オイルヒーターは約600~1200Wもの電気を使用します。電力消費量が多いだけでなく、先述したように温めるまで時間がかかるため、その分多く電気代がかかってしまうでしょう。

デロンギのオイルヒーターで電気代を計算してみた

オイルヒーターは、機種によって電気代が大きく変わることもあります。実際に販売されているオイルヒーターはどれくらい電気代がかかるのか?イタリアの電機メーカー「デロンギ ヒーター」から販売されているオイルヒーターを例に計算してみました!

デロンギヒーター MDH15WIFI-SET

消費電力 1500W 1200W 900W 600W 300W
1日の電気代(1日8時間使用) 324円 259円 194円 129.6円 64.8円
1ヶ月の電気代(1日8時間使用) 9,720円 7,776円 5,832円 3,888円 1,944円
1年間の電気代(1日8時間使用) 116,640円 93,312円 69,984円 46,656円 23,328円

※1kWh単価27円で計算
参考価格:89,800円(税抜)

こちらのオイルヒーターは5段階で電力レベルを切り替えることができます。上の表で300Wがレベル0〜1500Wがレベル5です。加えて「自動温度調整機能」があり、設定温度と室内の温度差を感知して電力レベルを自動調整してくれます。そのため、従来のタイプよりも消費電力が抑えられてお得です。デロンギの調べによると、従来タイプのオイルヒーターより消費電力を25%削減できることが分かっています。

また、「ECO運転」機能も搭載。ECO運転を使うと、通常の温度よりも少し低めの温度で運転してくれるため、必要以上に部屋を暖める無駄を省けます。

そして、iPhoneやiPadとも連動できるため外出先からの遠隔操作も可能! 帰宅時間に合わせて事前に電源を入れておけば、自宅に戻ったときには部屋が暖まっているので快適ですね。

ただし、こういった省エネ効果が期待できる機能つきのオイルヒーターは、通常タイプと比較して値段も高めに設定されています。しかし、こちらのケースでは従来より25%も消費電力が削減可能ですし、長期間使用すればむしろコストが抑えられるでしょう。

オイルヒーターを選ぶ際には、製品の値段だけでなく消費電力や省エネ機能を確認することも大切ですね。

上手にオイルヒーターを使って、電気代を効率的に削減しましょう!

オイルヒーターの電気代が高いと感じたら、電力会社を見直して電気代を削減しましょう

オイルヒーターは火災の心配もなく快適に使用できるヒーターですが、電気代が高い点がデメリットだと分かりましたね。

そこで、お使いの電気料金プラン自体をもっとお得なものに変更してみてはいかがでしょうか?以前よりも気兼ねなくオイルヒーターを使えるようになるかも!

タイナビスイッチがご用意している高精度シミュレーションは、あなたにピッタリで安い料金プランを安い順に並べてくれます。電力会社を切り替えるかどうかは別にして、現在の電気料金がいくら位安くなるかだけでも知っておいて損はないはずです。一度お試しください!

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