エコキュートはエコ効果が高い!

オール電化を検討するときにエコキュートを導入することは一般的ですが、あまり性能自体を知らずに決めてしまう方も多いようです。 電気給湯器と違いエコキュートは、どのような点が優れているのか。 ポイント別に、まとめてみました。
エコキュートはエコに貢献している
電気給湯器との違いについて
同じ電気を熱源としている一般的な電気給湯器と、エコキュートにはどのような違いがあるのでしょうか。まず、一般的な電気樹給湯器は電気を熱源としてお湯を沸かして、それをタンクに蓄えておきます。一方で、エコキュートでは、コンプレッサーにて大気中の熱をくみあげて、それをエネルギー源にするヒートポンプシステムを採用しています。そのためエコキュートは、ヒートポンプユニットと貯湯タンクの2つで構成されています。
環境に優しいエコキュート
エコキュートのメリットのひとつに、環境性能に優れている点が挙げられます。エコキュートではヒートポンプシステムを採用しているため、従来の電気給湯器と比較して同じ電気エネルギーでも約3倍の熱エネルギーを得ることができるのです。そのため、少ない電力にてお湯を沸かすことができるため、省エネ性に優れているのです。また、エコキュートのヒートポンプシステムを冷媒するのには、空気中の二酸化炭素が使われます。
一般的にヒートポンプシステムを冷媒するためには、代替フロンを使用しているのですが、地球温暖化をすすめる原因となる温暖化ガスの排出量を増やしてしまうのです。その点、エコキュートは温暖化につながるCO2などの排泄を抑制することができるため、地球環境にも優しいのです。
⇒地球温暖化対策に電力自由化がつながる?
エコキュートのエコとして優れた性能
低騒音設計なので安心して使える
エコキュートは省エネ性能が高く、ランニングコストも安いのが特徴です。電気代を節約する効果も高く、電気代の安い深夜の時間帯を狙ってお湯を沸かしてくれます。しかし、気になるのがお湯を沸かす時の音ではないでしょうか。エコキュートが、いくら省エネ性能が高い製品であったとしても、お湯を沸かす時の音が大きくなってしまうとそれが近所の迷惑になったり、安眠を妨害したりといった心配が出てきます。
⇒エコキュートの電気代はいくらになるの?
エコキュートは騒音対策も配慮されていて、お湯を沸かす熱源となるヒートポンプユニットの運転音は38dBだと言われています。この38dBですが図書館で過ごしているのと同じくらいの音の大きさですから、その静かさが想像できると思います。
ただし、静音設計にしてあるとはいっても、多少の運転音は聞こえてきますので、寝室の横にヒートポンプユニットを設置しないなど配慮した方が、より快適に利用できると思います。
⇒エコキュート、騒音トラブルとならないためには?
省エネ性能はどんどん向上
エコキュートの機能も、どんどん進化してきています。省エネ性もますます向上してきていますので、高い節電、省エネ効果を実感できると思います。また、さまざまな便利機能も開発されています。例えば、学習機能が付いているエコキュートもあるのです。
それぞれの家庭によって生活パターン、お湯を使用する量も時間帯も異なります。学習機能がついているエコキュートは、過去のお湯の使用状況から判断して必要なお湯の量だけ沸かすようにしているのです。そのお蔭で使用量以上にムダにお湯を沸かすことが少なくなりますので、電気代節約効果が高くなるのです。
他にも自分で使用湯量の目標設定ができる機能も付いているタイプがあります。使用する湯量を設定することによって、節電意識が高く働くようになり、お湯を無駄遣いしないよう気を付けるようになるのです。
エコキュートはこうして見てくると、エコという観点から見るとかなり期待できるのではないでしょうか。
エコキュートでの節電も有効ですが、ご自宅の電気プランを見直してみるともっと節電につながるかもしれません。
エコキュートも電気料金プランも、事前にしっかり比較検討を
ご家庭のご使用状況にもよりますが、エコキュートにすることで長い目で見ると光熱費の節約になるケースもあります。導入費用も含めて考えた場合、節約になる場合は導入を検討してみるのもいいですね。
電気料金プランの場合も、使用状況に合わせた最適な料金プランにすることで大幅な電気代削減になるケースもあります。
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