節約を考え出したら 見直したい10のこと

家計をやりくりする主婦の方々にとって、家計からの支出は極力減らしたいもの。収入が大きく変わることがないのであれば、いかに支出を抑えるかによって貯金や将来のためにお金を残すことができます。
そんな時に必要となる「節約術」の中には、「こんな方法があったなんて…!」といった驚くべきことが多く、取り入れることでこれまでの生活を変えることに繋がります。
では、「節約」を考え出したら見直したい10のこととはどういったことでしょうか?
必要なもの?不要なもの?
節約を考え始めたら最初に頭に浮かぶことは食材や日用品のことではないでしょうか。実際に毎日の生活に直接関わることから、節約しやすいものでもあります。
使い捨てのものは買わない
ティッシュペーパーや除菌ペーパー、キッチンタオルなど生活する中で使い捨ての物は周りにあふれています。便利で手軽に使えるという意味では、ついつい手にとってしまうもの。しかし節約を考えた時に「必ず必要か?」というと、なくても生活できるものです。
汚れをふき取るなどの使い方をするのであればハンカチやハンドタオルで十分です。便利だと思っていたものを見直してみると、意外となくても生活できることに気づきます。
自動販売機のペットボトル
特に暑い夏には目に入るとつい買ってしまうコーヒーやお茶。それは本当に必要でしょうか?最近では、サラリーマンやOLの人たちもマイボトルを持参して出勤している姿を目にすることも多くなりました。
中身は自宅のお茶やお気に入りの紅茶やコーヒーなど人によってそれぞれですが、マイボトルを1本持参しているだけで1日150円程度は浮くため、それが毎日続くとかなりの節約になることが分かります。
マイボトルをあまり好まないという方は購入する店を選ぶことをオススメします。同じペットボトルの商品でも自動販売機やコンビニで販売されているものは高く、スーパーやディスカウントショップでは安く販売されているという大きな差があります。
1本当たりは少額でも、毎日続くと大きな差となって現れます!
水道代の使い方を考える
私たちは蛇口をひねれば水が出てくる生活に慣れてしまっていますが、水が欲しいだけ出るという事は当たりまえではなく、水は決して無料ではありません!水の使い方も考える必要があります。
お風呂の残り湯の有効活用
主婦の方であればあたり前かもしれませんが、お風呂の残り湯は流してしまってはムダになってしまいます。お風呂の残り湯を洗濯や掃除の際に再利用することで、余計な水を使わずにすみます。鉢植えや草木の水やりにも是非活用しましょう。
また、ついつい出しっぱなしにしてしまうシャワーですが、出来ることであれば洗面器や手桶を活用してシャワーの無駄使いを防ぐと、月々の水道代はかなり節約することができます。
キッチンの節水
キッチンは、トイレや洗面所、お風呂に次ぐ水量を使う場所だと言われています。キッチンでの節水を考えるのであれば気を付けたいことは以下の通りです。
①溜め洗いが基本!
水を出しっぱなしで洗い物をするのはNGです!ため洗いをした後すすぐだけで大幅な節水となります。
②お米のとぎ汁の活用
お米をといだ後のとぎ汁はそのまま流すことなく洗い物に活用しましょう。
③食器洗い乾燥機の導入
食器洗い乾燥機は一見水量が必要となりそうですが、手洗いに必要な水量の10分の1だと言われています。初期費用はかかりますが長期的に見ると節水に繋がります。
元栓を締める!
あまり知られてはいませんが、各家の水道には元栓があります。元栓を少し締めておくことで、通常と同じくらい蛇口をひねったとしても水の量を抑えることができます。
電気の使いかたを考える
節電の必要性を耳にする機会も増え、日常から節電意識が高いという人もいらっしゃるのではないでしょうか。家電量販店などで販売されている電化製品も、省エネやエコを掲げていることが多く、いかに少ない電力でハイパフォーマンスを発揮できるかどうかが求められる時代ともなっています。
契約を見なおす
電気やガスなどの光熱費は、一度契約した後は見直すことはあまりありませんが、実はそれが落とし穴となっていることをご存じですか?…というのも、電気代の節約法の中で最も効果があるのは電力の契約を見直すことと言われています。
今後電力自由化がますます本格化し、自分に最も合った電力会社を見つけることが求められます。これをいい機会として、契約の見直しをオススメします。
古い電化製品は買い替えを
昔買った電化製品をずっと使っているというご家庭も多いかと思います。「買い替えると高いから=節約」という気持ちで使っているかもしれませんが、実は古い電化製品を使っているだけで節電どころかなんの節約にもなりません。
最近では上記に挙げたように省エネ・エコ家電や、長期間にわたって使用することのできるLED電球が普及しています。最新の家電は従来よりもはるかに少ない電力で稼働する能力を持っていることからも、新しい電化製品に買い替えるだけで節電が可能となります。
電気代が高い昼間の在宅は避ける
一般的に、夜間に比べて昼間の電力は高く設定されています。そのため、電力が高い昼間は買い物や外で用事を済ませたり、図書館などの涼しい場所に出かけるなどすることで簡単に電気代を抑えることができます。
クレジットカードの利用は控えるべき?
手元に持ち合わせがなくても買い物が可能なクレジットカードは、とても便利でついつい使ってしまうという方もいるでしょう。クレジットカードには便利であることだけでなく、使うことでポイントが溜まるという魅力的なシステムがあります。
しかし、クレジットカードを使う際には注意が必要です!
固定費の支払いはクレジットカードを
電気代などの光熱費や保険料などの固定費はクレジットカードでの支払いをオススメします。毎月決まった場所に振り込むのであれば、クレジットカードの支払にした方が手間もかからず便利です。
一度クレジットカード払いにすると継続的にポイントが溜まることから、節約効果にも繋がるので、まだ現金や口座引落しにしているという方はこれを機に見直してはいかがでしょうか。
クレジットカードの落とし穴 年会費
クレジットカードによっては「永久的に年会費無料」というものもありますが、中には1年間に一定額以上の利用が必須となっているクレジットカードもあります。
「使っていなかったのに請求がきた」というケースは、実はその請求は年会費だったということもよくあります。お手持ちのクレジットカードの年会費については事前によく調べておくことをオススメします。
生命保険の見直し
あまり考えたくないことですが、人生は誰しもいつか終わりがやってきます。突然やってきたその時のために備えておく方法として生命保険があります。
昔契約した生命保険を当たりまえのように継続していることも多くありますが、ライフスタイルの変化に応じて生命保険もより今の生活にあったものに更新する必要があります。
保険料は適正額か?
もしもの時の備えとして必要な保険ですが、保険料が高すぎる・適正額ではないことで家計に負担がかかっているようでは意味がありません。
一般的に、2001年の自由化以前に契約した保険は保険料が高く設定されていることが多く、同様の内容であっても最新の保険に変えることで保険料を抑えることができる場合もあります。
保障が手厚く、なおかつ割安な保険を探して、月々の保険料の節約が可能となります。
ムダな特約をつけていないか?
保険の外交員や保険会社の社員は特約を勧める傾向にあります。もちろんそれが悪いものというわけではありませんが、何でも契約していたのでは月々・年間の保険料は高くなる一方です。
特約の中には契約者が損をしてしまうものや、全く意味のないもの、他の保険と内容が重複している場合もあるので、一度本当に必要なものか確認するようにしましょう。
保険はその場で契約する必要はない
保険についての知識がない人にとって、どの保険が一番自分に合っているのかは分からないことが多く、結局外交員や窓口で担当してくれた人の言う通りの契約に…としてしまうことが多くあります。
全ての外交員や窓口担当の人がそうというわけではありませんが、保険会社の人にも会社や自分の利益となる商品や、売り出し中の商品があり、そういった商品を勧めたいと思うのは団体に所属している者として当然のことです。しかし、自分が今から保険を契約しようと思っている身からすると、あくまで自分に合った保険を選びたいと思うでしょう。
そのため、保険について気になる点や、良く分からない点については分かるまで何度も確認しましょう。可能であるならば、その場で契約はせずに一度家に持ち帰って家族に聞くなり詳しい人に意見を求めるなりして、自分にとって最適の保険と出会うまで粘ることでムダのない節約が可能となります。
不要なものを売る・捨てる
物に囲まれた生活は豊かであるようで実は「本当に必要なものは何か」が分かりづらくなっている状態とも言えます。物の大切さが分からないために、どんどんものを買ってしまうことも…。不要なものを売るなり、捨てるなりすることで、本当に必要なものだけに囲まれたムダのない生活を得ることができます。
書籍
昔好きだった書籍やハマった漫画など、手元においておきたいと思うこともあるでしょう。しかし、それは今後本当に必要なものでしょうか?今必要でないのであれば、古本屋やオークション・フリマアプリなどを活用して欲しいという人に売る(譲る)ことをオススメします。
物がなくなることで物の対価としてお金を得ることができ、部屋のスペースを得ることもできます。今必要なものに囲まれた生活こそ、充実した生活と言えるのではないでしょうか。
衣類
衣類も上記と同様、昔流行ったデザインの物や、高額だからもったいないという気持ちから保管してしまっていることが多くありますが、それはスペースのムダとも言うことができます。
「いつか着る」そのいつかはほとんどの場合やってきません。よく「1年間一度も着用しなかった衣類は処分すべき」ということを耳にしますが、おそらくその通りです。1年間着なかったのに今後またスタンダードアイテムになることなど通常では考えられません。
着用しないのであれば古着屋やフリマアプリなどで売りましょう。また、ファッションサイトでも古着買取サービスを行っていることもあるので、一度チェックしてみてください。
新聞・雑誌などの読み物 必要か見直す
新聞は毎日自宅に届くもの。というイメージがありますが、果たしてこれも本当に必要でしょうか?雑誌や書籍は暇つぶしに購入することが多くありますが、本当に必要で購入しているとは言い難いのではないでしょうか。
新聞はやめる
よほど最新の経済情報を知る必要がある職種であったり、新聞を読むことが毎日の幸せだという人以外は「新聞は…何となくあるもの」と捉えがちです。だとしたら、その新聞は必要あるでしょうか?
最近ではインターネットやテレビで最新の情報を簡単に得ることができます。新聞を読むことで知識や情報は増えますが、何かで代用することもできるのではないでしょうか。
図書館の利用
書籍や雑誌はついつい手にとってしまいがちですが、何冊も購入すると意外と高額になります。何度も読み返すものであれば購入して手にしたいという気持ちは分かりますが、そうでない限りは購入しない方法を探してはいかがでしょうか。
例えば、図書館や公民館で借りられる書籍で代用することもその方法の一つです。無料で借りて知識もつき、節約もできるのであれば是非取り入れたい方法と言えます。
自動車に乗る頻度を考える
移動に便利な自動車ですが「どれくらいの頻度で利用しているか」まず考えてみて下さい。便利であると同時に自動車を所持するためには維持費がかかります。年間にすると高額となるため、本当に必要かどうかをまず考える必要があります。
ガソリン代
車にかかる費用として、まず最初に頭に思い浮かぶのがガソリン代ではないでしょうか。ガソリン代は一時期よりは価格も安定したとはいえ、年間で考えるとかなりの高額となります。
節約を考えている方であれば特売日を狙って補充したり、提携しているクレジットカードを利用して安く入れたり…など工夫をしています。今後また高騰することも考えると、自動車を維持することも難しくなるかもしれません。
自動車保険
自動車を運転して、もしも人にぶつかってしまったら…、どこかで自動車が大破したら…などを考えると自動車保険は必須です。
「○○歳以上」「本人のみ」「家族のみ」といった制限をつけて保険料を抑えることはできますが、それでも年間数万円~十数万の費用が必要となり、家計にとっては負担です。
自動車を維持することで保険が必要なのであれば、公共交通機関を利用したり、タクシー・レンタカーで代用することも考えてみることで大幅な節約が可能となります。
車検代
自動車の不具合を事前に見つけ、事故を防ぐために必要な車検ですが、2年に1度(場合によっては1年に1度)必要となり、その金額は10万円前後もの高額です。
安い金額で車検を行ってくれるディーラーや自動車販売業者に依頼しても大きく変わることはなく、2年に一度必要となるのであれば家計にとっては大打撃です。
自動車税
1年に1度決まった時期に税務署から届く「自動車税」の納付書を目にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。自動車税は排気量によって金額が異なるので、大きな車であればあるほど金額が上がります。
当たりまえに毎年払っていても、本当に必要か考えてみてください。自動車を持たないことでその分のお金を貯蓄に回したり、家族でレジャーを楽しむお金の余裕が生まれます!これも立派な節約の一種と言えます。
家族の娯楽!レジャーも見直し
家族で行くお出かけや旅行は皆さんとても楽しみにしているかと思います。そんな楽しみのレジャーはリフレッシュでもあり、欠かすことはできません。そんなレジャー費用も節約することは可能です!
何事も早めの行動がカギ!
旅行の予約やチケットの前売りなど、レジャーに行くと決まったらまず予約が鉄則です。旅行だと「早割」「○○日前割引」など、早くに予約しているだけで料金が割引になります。
また、遊園地や映画のチケットはコンビニで簡単に購入できる上、最近ではフリマアプリやオークションなどでも安く購入する方法があります。
たまにはお金を使わずに楽しむ
レジャーといえば出かけて外食をするというイメージがありますが、お弁当やスポーツ用品を持って公園に出かけることも立派なレジャーです。
もちろん、毎回こういったレジャーでは飽きてしまうかもしれませんが、支出が多かった月や遠出を楽しんだ後はといったように、たまに試してみると意外と楽しめるのではないでしょうか。
節約は気持ちから
節約というと「ケチ」や「お金がないから」というマイナスな理由が思い浮かんでしまいがちですが、ケチでなくても、お金があっても節約をすることは良い心がけだと思いませんか?
楽しみながら節約
お金を貯めることだけが節約の目的なわけではありません。「工夫して生活して余ったお金で○○に行こう!」や、「これを買うために節約しよう」という考え方も、節約をするモチベーションになります。
節約をはじめる目的は何でも構いません。節約を続けることで自然と「お金を使わない体質」となることができれば、節約することが無理や我慢ではなく、日常となるのではないでしょうか。
地球環境やエコを考える
物を大切にすることや、少ない電力・水量で生活することは、地球環境やエコを考えることにも繋がります。
地球に生まれた以上、地球の現状を知り、自分に何ができるかを考えることは当たり前だとわかっていても、なかなか考える機会はないもの。しかし、自分の生活を地球に優しい生活にかえるのであれば、手軽に始められるのではないでしょうか。
一人で始めるのは難しくても、家族みんなで、親しい仲間同士であれば、負担に感じることなく節約を心がけることができます。
まとめ
「節約を考え始めた人」「節約しよう!と思っている人」に知っていただきたいことは、最初に生活のあらゆるところを見直すということです。実は、思ってもみなかったことでも始めてみることで、簡単に節約が達成できるかもしれません。
節電や節水も同様、当たり前だと思っているライフラインは決して当たりまえではありません。節約を意識して生活することで、もしもの時のための対策ともなり、あなたや家族の生活を守ってくれるかもしれません。
節約は多くの効果を生み出します!節約生活が成功しますように…。
電気代を節約するには、電気料金プランの見直しが必要です!
このように、クレジットカードや車など、日頃よく使うものを見直して節約していくことが大切です。また、冒頭にもあるように、電気代を節約するには一度料金プランを見直してみることが大切です。
電力会社切り替えは面倒そうだと思うかもしれませんが、実は1分でできてしまう簡単なものです。これだけで毎月大幅に電気代を節約できるとしたら、やらない手はありませんよね。
今のプランでいいのか、どんな料金プランが一番いいのか、知りたい方は今すぐタイナビスイッチで料金シュミレーションをしましょう。簡単な入力で料金プランの比較ができます!ぜひお試しください。