主婦の冠婚葬祭(イベント)に合わせた節約法

日本にはお正月や・お盆・クリスマスなどの年間行事の他に、結婚式やお葬式などの冠婚葬祭も含めれば行事(イベント)が数多くあります。
もちろん、全てに力も費用もかけることができれば良いですが、それでは家計に負担がかかってしまい、家計を預かる主婦の方々としては節約も視野にいれたいところではないでしょうか。
そこで、主婦目線から見た冠婚葬祭(イベント)に合わせた節約法をご紹介します!家計を担う主婦だからこそ、しっかり情報をゲットしつつ実際に活かすことが重要です。しっかり節約して、人生全力で楽しみましょう!
冠婚葬祭
家族・親せき・親しい人の祝い事の席としての結婚式や、故人に突然の分かれを告げるためのお通夜やお葬式などの冠婚葬祭は「行きたいから行く」というものではありません。どちらの場合も参加することで今後の関係性に関わる人付き合いの上で重要な事柄です。
結婚式
結婚式といえば人生最大の祝い事ともいえるイベントです。これからを共に歩むと決めた2人の輝かしい姿や、自分のことのように喜んでいる参列者を見るだけで幸せな気持ちになれるものです。
しかし幸せなイベントである一方で、費用がかかることも事実としてあります。一般的に結婚式に持参する「ご祝儀」の相場は以下の通りです。
<結婚式 ご祝儀相場>
①兄弟・姉妹の場合…50,000円
②友人・知人・会社の同僚…30,000円
③親族…30,000円(夫婦で出席する場合は50,000円)
とされており、その他でも女性はヘアセットや着付け・ドレスの準備などに費用がかかるため、1日の支出はかなり高額となります。ケチケチしたくはないけれど、節約できるところは節約したいというのが本音ではないでしょうか。
実は結婚式にお呼ばれされた場合に節約する方法はあります!
その① 「ドレスは購入しないでレンタル、もしくは友人に借りる」
女性は人の目を気にするもの。「前と同じドレスで参加したくない」「せっかく行くのだから新調しよう」と、ついつい新しいドレスを購入してしまいがちです。
しかし、考えてみて下さい。高いお金を出して購入したドレス…1~2回袖を通しただけでタンスのこやしにはなっていませんか?流行遅れだからもう着られない…と思っている場合もあるのではないでしょうか。
それならば1日限りと思って流行のドレスをレンタルする方法は、収納場所にも困らず賢い選択肢と言うことができます。
もしくは、友人と交換するというのも良いアイディアです。お互いが一緒に参列しない限り、自分のドレスでないことがばれてしまうという心配もいりません。
その② ヘアアレンジはセルフ(自分自身)で
結婚式に参列するために朝からヘアセットの予約をして…というのが女性のステイタスというイメージがありますが、一回につき3,000円~5,000円の費用がかかると考えるとかなりの出費になります。是非、セルフでアレンジする技術を身につけましょう。
結婚式の主役はあくまで花嫁です。大切な人のためにきれいな自分でいたいという気持ちも理解できますが、ヘアセットは十分自分で対応できます。
お通夜・お葬式
人の人生はいつか終わりがくるもの。分かっていても、お通夜やお葬式は悲しいものです。故人との永遠のお別れを告げる時間は限られています。親しい人の訃報を聞いたら、すぐにでも駆けつけたいと思うでしょう。
お通夜やお葬式には「香典」が必要となり、相場は以下の通りです。
<お通夜・お葬式 香典の相場>
①勤務先の上司…5,000円~10,000円
②勤務先の同僚・部下…5,000円~10,000円
③祖父母…10,000円~50,000円
④親・両親…30,000円~100,000円
⑤兄弟・姉妹…30,000円~50,000円
⑥親せき…10,000円~30,000円
⑦友人…5,000円~10,000円
「故人との関係性」「自分の年齢」「地域によっては地域で決められたしきたり」によっても金額が異なるので、包む際には注意が必要となります。
では節約方法ですが、お通夜やお葬式に節約なんて不謹慎だと思われるかもしれません。実際、お通夜やお葬式は急遽決まることがほとんどなので、前もって準備をするというのは困難です。
しかし、一つ挙げるとするならば「喪服」は高価なものである必要はありません。いつ・何があっても対応できるよう、常に準備をしておくことが重要です。
また、最近では自宅で洗える喪服・フォーマルワンピースなども販売されているので、クリーニングに出す必要のないものを購入しておくと維持費もかかりません。
季節のイベント 節約術
日本では昔からイベントとして捉えられてきたものや、外国から入ってきものまで、実に多くのイベントが行われています。ハロウィンなどは後者の一種であり、いつの間にか浸透していたことから、流行についていけないという大人の方も多いのではないでしょうか。
では、まず1年の始めである1月から順を追ってみてみましょう。
お正月
お正月は日本人であれば一大イベントの一つです。おせち料理にお雑煮、お年玉…と、大人も子どもも嬉しいイベントです。しかし同時に出費が増えることから、少しでも節約できたら…という主婦の方々も多いかと思います。
●お正月の節約は、まず「帰省」から!
年末年始に帰省することが決まっているのであれば、早めの予約は必須です。それだけでかなり節約できます。早割や金券ショップを駆使して少しでも安い帰省を心がける必要があります。
また、おせち料理も意外とお金がかかるもの。品数が多く、高級食材もふんだんに使っているため、手作りであっても費用がかさみます。みんなが集まり大人数で食べるのであれば手作りの方が良いですが、ご夫婦や少人数の場合は購入した方が安い場合もあります。
最近ではデパートやスーパー、インターネットで多数販売されているので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
バレンタインデー
男性が揃ってそわそわとしてしまう2月14日の必須アイテム、それは「チョコレート」です。何歳になっても誰からでももらえると嬉しいものなのだとか…。
そんなチョコレートですが若い世代の間では「友チョコ」が主流となっています。女性同士でチョコレートを贈りあう「友チョコ」は手作りをオススメします。
2月に入ると街中にチョコレートが並び、ついつい買いたくなってしまうものですが、そこは節約を意識してください。料理本やレシピアプリにはたくさんの可愛い手作りチョコの作り方が掲載されています。是非これらを参考に手作りチョコをプレゼントしましょう!
ひなまつり
女の子の日…ひな祭りは、ひな人形を飾り、健やかに過ごすことができるよう願う特別な日です。ひなまつりには、ひなあられやひなまつりケーキ、ちらしずしを食べるご家庭も多いでしょう。
ひなまつりの王道…ちらしずしも、節約テクニックを利用して作ることが可能です!もうちらしずしを買う必要はありません。
入園式・入学式
可愛い我が子の入園式や入学式には、ママ・パパとして恥ずかしくない恰好でいきたい!と意気込まれている親御さんもいらっしゃるでしょう。
しかし、ここでも主役はあくまでお子さんです。親御さんがキメすぎていると、周りの父兄の方々から浮いてしまうことも考えられるので注意が必要です。
入園式や入学式にはフォーマルワンピースやスーツで十分です。喜ばしい場であることからコサージュやスカーフで華やかさをプラスすれば、何着もワンピースやスーツを購入する必要はありません。
年間通して何度も着ることがないものは着回しで乗り切る。これが節約のルールです。
こどもの日
こどもの日には、かぶとやこいのぼりを飾り、子どもの成長を願う行事です。こどもの日だからと派手に外出や外食を…と考えている方には、お金をかけないレジャーをおすすめします。
5月というと気候も良く過ごしやすい時期です。わざわざ人の多いこどもの日に外出しなくても、近所にピクニックや公園に出かけるだけでも十分楽しむことができます。
レジャーは時間と場所を選ぶことが節約のコツです!
夏休み
学校に通っているお子さんや、会社でお仕事をしている方も、ほぼすべての人に設けられているのが夏休みです。しかし、だからこそ夏休み期間といえば、どこに行くにも混雑している上、値段も高いといイメージが強いのではないでしょうか。
夏休みを有効に楽しむためには「時期をずらすことが最も有効」です。夏休みを大幅にずらせないというご家庭は、せめてお盆シーズンの外出は避けましょう。1週間違うだけで大幅な節約が可能となります!
また、暑さのあまりつい自宅にこもりがちですが、図書館や公民館などの公共の施設を有効活用してみてはいかがでしょうか?エアコン・トイレ・洗面所完備の上、無料で利用できる場所はなかなかありません。
ショッピングモールなども外で涼むという意味では効果的ですが、何かを購入してしまっては節約になりません。できることなら公共の施設をオススメします。
花火大会
日本の伝統行事ともいえる花火大会は外国人からも非常に人気がある行事です。真っ暗に染まった夜空に花火が舞いあがる様子は、日本人であれば誰でも好きなのではないでしょうか。
夜といえどもムシムシしている時間に外出することは節約に繋がります!ついつい自宅にいるとエアコンや扇風機をつけた室内でテレビを見てしまいがちですが、外出することで心地よい夜風を肌に感じることができます。
かき氷や冷たいビールで体温を下げるというのも良い方法です。いつもと違う時間が特別なもののように感じるひと時です。
もちろん、花火大会に出かけている間はエアコンなどの電化製品はオフにしていくことが鉄則です!花火大会から帰った後は、すぐにお風呂に入って眠りにつきましょう。体温が下がることで入眠しやすい効果があるため、電化製品の力を借りなくても眠りにつくことができる…という夏ならではの特権です。
紅葉観賞
夏の暑さが収まると紅葉の季節です。日本人は昔から真っ赤に染まった紅葉を目で楽しむ習慣があります。
紅葉観賞には自家用車ではなく、電車やバスなどの公共交通機関を利用することをオススメします。紅葉の時期は皆同じことを考えるもの。少ない駐車場に多くの車が並ぶ様子が目に浮かびます。
公共交通機関を利用した方がお金も時間も節約でき、心の余裕まで生まれます。自家用車を使わないということは省エネ・エコの観点からも非常に良いとされています。せっかく自然を楽しむのであれば、自然環境のことも考えてみるのも良いかもしれません。
ハロウィン
ハロウィンが本格的な行事として日本で行われるようになったのは「ごく最近のこと」のように感じる方も多いのではないでしょうか。若者の間ではハロウィンは仮装を施して夜の街を練り歩く…というものが主流のようですが、マナーがなっていないという苦言も良く耳にします。
ハロウィンを自宅で簡単に楽しむのであれば、ご自宅で持ち寄りパーティーはいかがでしょうか。さらに、ハロウィンをイメージして、ろうそくやキャンドルで食事を楽しみましょう!
明るい電気をつけて食事をするよりも雰囲気が出て、楽しいイベントとなります。招待する側としても電気代の節約ができることは魅力的ではないでしょうか。
クリスマス
クリスマスには豪華な食事を食べ、子どもや恋人・家族にプレゼントを贈るという楽しいイベントである一方、家計にとっては大打撃のイベントです。そんなクリスマスにも節約法はあります!
<クリスマスの節約法>
①クリスマスディナーは「節約レシピ」を取り入れる
②「プレゼントはインターネットや値下げ時期を利用して早め」に購入する
③「ケーキは当日」に購入する!(必ず値下げとなるため)
もちろん、ご家庭によって「これはハズせない!」ということは、そのままで構いません!少しの工夫で節約を心がけるようにすることが大切です。
ちなみに、クリスマスツリーや庭に電飾をつけているご家庭も多いかと思います。節電を考えるのであれば「LED電球」に替えてみてはいかがでしょうか。購入時こそ少し値が張りますが、電気代は白熱灯と比較して下がることは間違いありません。
また、LED電球の魅力は何と言っても寿命の長さです。約40,000時間もの寿命があるとも言われており、使えば使うほどランニングコストを下げることができます。節電が可能になるだけでなく、エコ活動にも繋がるLED電球で、簡単に節電対策をしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
日本のイベントの節約法についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
何事も「無理なく試す」ことが重要です。ほんの少しの節約や節電でも、年間を通すとかなりの費用が浮くことになり、そうなれば家計にも…心にも少し余裕がうまれるのではないでしょうか。
イベントを心から楽しむために!楽しい人生を送るために、是非お試しください。
意外と多いイベントのために日頃の電気代も節約していきましょう!
こうしてみると、一年でも様々なイベントが有り、特にお子さんがいるご家庭ではこうしたイベントで少しでも節約したいものですよね。しかし、イベントで少し贅沢したいという時は、日頃の電気代などを節約してその分イベントに回しましょう。
電力自由化でお得な料金プランが続々出ていますが、まだ今の料金プランを見直していない方は一度見てみると、意外と電気代が節約になるかもしれません。
気になる方はタイナビスイッチで簡単シュミレーションをしてみることをおすすめします。すぐにあなたの料金プランよりお得なプランがあるのか分かりますので、一度お試しください!