レイコップとダイソンの布団掃除機どっちが性能が上?
布団掃除機で有名な、レイコップとダイソン。
どちらも有名な布団掃除機ですので、選ぶ方としてはどちらを選べばいいのかわからなくて困ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、レイコップとダイソンの布団掃除機の違いを、とことん比較してみました。
レイコップとダイソン、あなたのお宅にはどちらの布団掃除機が適しているのでしょうか?
電源と連続稼働時間は使われる方の好みで好き嫌いが分かれる
レイコップとダイソンの布団掃除機は、電源の方式が全く違います。
この違いは使われる方の好みとなりますので、どちらが良いとは一概に言えません。
レイコップはAC電源
レイコップはコンセント式で、AC100ボルトとなります。
コンセント式ですので、使いたいだけ使う事が出来ます。
しかし、落とし穴があって、30分経つと1度電源が落ちるシステムとなっております。
電源点けっぱなしを予防する為に付いている機能なのですが、布団掃除機を連続30分も使う事は滅多にありませんので、とても便利な機能といえるでしょう。
ダイソンはコードレス
ダイソンはバッテリー方式のコードレスですので、連続稼働する時間に制限があります。
通常の使い方をする際は約26分の連続稼働、ミニモーターヘッドを装着時は17分の連続使用が可能です。
短いと感じるかもしれませんが、レイコップと同じでそこまで連続して使う事は有り得ないので、適度な連続稼働時間といえます。
ダイソンはバッテリーですので、どこにでも持って行って使える大きなメリットがあります。
しかし、連続使用時間に限りがありますので、長い時間使うのであればレイコップの方が適しています。
そこまで長く時間使う事はまずありえないので、コードレスのダイソンの方が使い勝手が良い布団掃除機といえます。
吸込仕事率はレイコップの方が高いが数字だけで選んではいけない
吸込仕事率とは掃除機自体の吸引力、つまりゴミを吸い取る力の強さです。
吸い込む力が強い方が掃除機本来の効果を発揮しますが、布団掃除機ですのでそうとも言えない事情があります。
レイコップの方が吸込仕事率が高い
レイコップRS(RS-300)が65.1W、レイコップLITE(RE-100)が29.4Wと、RSはとても高い吸込仕事率です。
RSは強弱が付いていますので、弱にして使うと使用ワット数を減らす事も可能です。
ダイソン
ダイソンは28AWとなります。
ダイソンは独自の吸込仕事率のAWっという呼び方をしておりますが、意味は一般的なWと同じとなります。
そのため、レイコップLITEと似たような吸込仕事率となります。
ダイソンにも強弱がありますので、場合によって使い分ける事が出来ます。
数字だけを比較すると、コンセントを使用するレイコップの方が大きく電気消費をする事となり、高い布団掃除機効果を発揮するように感じると思います。
しかし難点なのが、吸入仕事率の高さにより布団の布を引っ張りすぎてしまう事です。
布を引っ張りすぎると掃除機をかけにくいので、そこを考えると吸引仕事率が低いレイコップLITEやダイソンの方が布団掃除機としては使いやすいといえます。
更に、ダイソンには強弱が付いているので、弱でも十分に万度な布団掃除機能を発揮してくれると、使われている方にとても好評です。
実際、同じ状態の布団に布団掃除機を掛けた実験では、ダイソンの方が粉状のゴミまでも綺麗に取り除いたという実験結果もあります。
吸込仕事率は数字として低いですが、ダイソン独自の素晴らしい吸引力が不要なゴミを根こそぎ取り除いてくれます。
アレルギー認定はダイソンの方が1つ上いく素晴らしさ
レイコップもダイソンも、どちらもアレルギー認定を受けている布団掃除機です。
中でもダイソンは、世界一厳しいと言われているスイスのアレルギーの認定を受けております。
昔に比べてアレルギーやぜんそくを持っている人が多くなった今の時代には、大変大きいポイントといえます。
アレルギーやぜんそくを持ちの方が居るお宅には、ダイソンの方が適しています。
使う際の音はダイソンの方がうるさい
布団掃除機を実際に使った際の騒音ですが、ダイソンは独特の騒音が強い傾向があります。
ダイソンの掃除機を使った事がある方であれば理解出来る騒音ですが、初めて使う方は音が大きくて驚く方もいらっしゃるようです。
静かに快適に布団掃除機を使いたいのであれば、レイコップの方が適しています。
形や外形寸法、重量は全く違う
レイコップとダイソンの布団掃除機は、形状が全く違います。
そのため、重さも全く違います。
レイコップ
レイコップはヒラメのような平たい形をしており、レイコップRS(RS-300)がW359.7㎜×D431.5㎜×H155.2㎜、レイコップLITE(RE-100)がW300㎜×D352㎜×H150.5㎜となります。
また重さは、レイコップRS(RS-300)が2.3kg、レイコップLITE(RE-100)が1.95kgです。
ダイソン
ダイソンは筒型の形をしており、W208㎜×D395㎜×H144㎜となります。
重さが1.55kgですので、比較的区て使いやすい布団掃除機です。
レイコップとダイソンの外形は全く違うので、好みで分かれると思います。
また、重さはダイソンが軽く使い勝手が良いです。
実際使われている口コミの中には、レイコップは重いという感想も多くあります。
数字で対比するよりも、実際に感じる重さはかなり感じるようです。
布団掃除機は主に女性が使いますので、あまり重いと使う頻度が少なくなってしまう事も多いようです。
快適に使い続ける為には、ダイソンの布団掃除機の方がオススメです。
実際の操作や使いやすさはダイソンの方が評判が高い
実際使われた方の感想は、ダイソンの方が使いやすいという声が多く挙がっています。
その理由は、ダイソンの方が柄が長いので布団に対するリーチが長く、少しかがむだけで使う事が出来るという点です。
レイコップは柄が短いので、座って使わないと使いにくいというデメリットがあるようです。
布団を敷いて布団掃除機を使う場合は、レイコップでもダイソンでも然程使い勝手に差が無いようですが、ベッドの上の布団に布団掃除機をかける場合はダイソンの方が使いやすい傾向があります。
片方のメーカーにしかない機能の比較
2つのメーカーの布団掃除機のスペックを比較すると、片方のメーカーにしかない特徴的な機能がある事がわかります。
どんな機能があるのか比較していきます。
レイコップ
レイコップにしかない機能の中でも最も素晴らしい機能といえば、UVランプです。
紫外線照射機能により、日干ししたようなお布団の様なふかふかな仕上がりにしてくれます。
紫外線ランプが付いているので、不具合の場合はランプが点灯するのでとてもわかりやすいです。
また、パワフルWたたきという振動たたき機能が付いており、レイコップRS(RS-300)が1分間に4,000回、レイコップLITE(RE-100)が1分間に3,300回作動します。
レイコップRS(RS-300)には回転ブラシも付いているので、髪の毛や細かいペットの毛なども逃さずキャッチできる素晴らしい機能が搭載されております。
クリーン排気機能もあり、掃除機独特の嫌な排気を改善した素晴らしい機能も搭載されています。
ダイソン
ダイソンの布団掃除機の凄い部分は、サイクロン掃除機という事です。
フィルターが詰まりにくく、掃除機内のお掃除も快適なメリットがあります。
フィルターのお掃除をこまめにしなくても吸引力減少となりにくい部分が、ダイソンらしい使いやすさとなります。
そして素晴らしい部分が、ダイソンならではの強い吸引力により細かいホコリやアレルゲン等を綺麗に取り除くフトンツールという機能があります。
また、デジタルモーター搭載により小型と軽量を実現した、素晴らしい機能を搭載しております。
また、ダイソンならではの片手でゴミ捨て機能が付いていますので、布団掃除機を使った後に片手でポイっとゴミを捨てる事が出来ますので、大変便利です。
ミニモーターヘッドを装着すると、カーペットやソファのお掃除や車の掃除にも活用する事が出来るので、幅広使い勝手を得る事が出来ます。
細かい部分へのノズルなどが標準オプションで付いてくるので、大変便利に使いこなす事が出来ます。
このように、両方のメーカーに特徴的な素晴らしい機能が付いています。
どちらも素晴らしい機能が付いているので、どちらが良いのかは使う方の好みの問題となります。
価格はレイコップの方が安い
同じ布団掃除機でも、価格には幅が出ております。
レイコップやダイソンの販売小売価格は、このような価格となっております。
レイコップ
レイコップRS(RS-300)が30,650円、レイコップLITE(RE-100)が21,384円です。
ダイソン
40,937円と、レイコップと比べて高い価格となります。
ダイソンはコードレス等多彩な機能を配合しているので、その分価格が高くなっております。
価格だけの単純比較であれば、レイコップの方がお安くお求めやすいと言えます。
ダイソンはレイコップのRSよりも1万円程お高いので、高い布団掃除機というイメージが付いている傾向があります。
カラーバリエーションはレイコップの方が綺麗
カラーバリエーションは、両社全く違いラインナップとなっております。
レイコップ
レイコップRS(RS-300)には、パールホワイト、スタイリッシュブラウン、ピンクゴールドの3種類があります。
レイコップLITE(RE-100)には、公式限定のハニーイエロー、ホワイト、ベビーピンク、パステルブルーの4種類があります。
パステル系で、女性が好みそうなカラーバリエーションを取り入れている傾向があります。
ダイソン
パープル/ニッケル、アイアン/ニッケルの2種類となります。
落ち着いたカラーバリエーションが多く、カラフル感はありません。
カラーの比較では、ダイソンの方は大人なシックなカラーバリエーションが無い事に比べ、レイコップの方が華やかで綺麗な色合いの物があります。
メンテナンスコストはダイソンの勝利
メンテンナンスコストは、このような特徴があります。
レイコップ
レイコップだけの機能の紫外線UVランプとマイクロフィルターは、寿命になったら交換となります。
ダイソン
ダイソンのフィルターは、水洗いが可能です。
そのため、水洗いする事で半永久的に使う事が出来ます。
しかし、コードレスですのでバッテリーに来てしまう寿命を考えなければいけません。
フィルターに関してはダイソンの水洗いが出来る部分が高く評価できますが、バッテリーの寿命を考えると、一長一短なのかもしれません。
どんな掃除機でも寿命が来てしまいますので、バッテリーの寿命の重要さはそう考えなくてもいい事とも言えるでしょう。
布団の掃除だけならレイコップ、幅広く使うならダイソン
布団掃除機の先駆者としてスタートしたレイコップの布団掃除機は、布団掃除に特化した素晴らしい機能をたくさん搭載しております。
布団掃除をするのには素晴らしい機能を発揮してくれ、レイコップを使う様になってから快適な眠りを得る事が出来たと高い支持の声も上がっています。
しかし、布団以外の掃除機には向きません。
布団掃除のみに特化した掃除機ですので、布団のみの掃除機として使うのであれば大変オススメです。
レイコップをかけた後は、布団がふんわりする感じがするという嬉しい声が多く挙がっています。
しかし、思いのほか重量がありますので、重い物を持つのが苦手な女性には不向きといえる布団乾燥機です。
ダイソンは、布団掃除以外にも使う事が出来る、マルチな掃除機です。
しかも充電式ですので、どこへでも持って行って使う事が出来る大きなメリットがあります。
充電式なのに布団掃除機としては申し分のない吸引力ですので、綺麗に不純物を取り除いてくれ大きな期待を持つ事が出来ます。
布団掃除機なのに従来のダイソンの掃除機並みの掃除機パワー搭載とも言われており、こちらも高い評価を得ている布団乾燥機です。
価格がレイコップと比べて高いのが大きなデメリットですが、布団以外でも使えるメリットというのはとても大きいです。
ただし、吸引力の良さゆえに布団に優しくないという声も少なからず挙がっているのも確かです。
布団掃除機という名称ですが、レイコップとダイソンは全く違う布団掃除機と考えてもよさそうです。
ご自分のニーズに合わせて選ぶ事をオススメしますが、布団掃除機という布団への本来の効果だけを比較するとレイコップの方が適していると言えます。
価格もダイソンよりお安いので、お求めやすいのも魅力です。
アレルギーに対して徹底的に布団掃除を行いたいのであれば、価格は高いですがダイソンの方が断然オススメの布団掃除機です。