携帯やネットとのセット割は電気代以外のメリットがいっぱい!

2016年4月からの電力全面自由化に伴って、各携帯キャリアやエネルギー会社も新電力事業に進出しました。
そのため、適切なプラン選択をすることで携帯電話やインターネット料金、インフラ料金(ガス、ガソリンなど)に関してセット割引を利用することができ、電気代以外のインフラ料金に関しても節約が可能です。
この記事では、携帯電話料金に関してソフトバンクでんきのセット割引(月々200円節約)とauでんきのセット割引(月々平均288円節約)、そしてインターネット料金について節約できるプランを紹介いたします。
また今後は、携帯料金やインターネット料金の割引とセットのプランは、拡充していくと考えられます。
携帯とネットのセット割 ソフトバンクでんき
ソフトバンクでんきが提供するFITでんきは環境に優しく、全体の約60%に太陽光を含む再生エネルギーを利用しています。
また、「おうち割でんきセット」を利用すると、スマートフォンやケータイ、またはインターネットの割引が適用されます。
ここで、FITでんきプラン(再生可能エネルギー)Sに加入した場合、毎月200円で2年間の割引がなされます。
また、各家庭につき一台の割引適用となります。
電気代は基本料金が低価格なのが特徴で、10Aで280円80銭、15Aで421円20銭、20Aで561円60銭、30Aで842円40銭、40Aで1123円20銭、50Aで1404円、60Aで1684円80銭となります。
それに加えて300kWhまでは、1kWhあたり23円40銭、300kWhを越えると1kWhあたり30円02銭の電気量料金がかかります。
参考として、2015年6月の東京都における戸建住宅2人家族の電気使用量平均値は1月あたり334kWhとなっていますので、40Aで計算すると月額使用量は約8000円前後と予想されます。
また、FITでんきプラン(再生エネルギー)Sは一年契約で解約する場合には、解約手数料(540円)がかかります点にご注意ください。
携帯とネットのセット割 auでんき編
auでんきの場合、指定のau携帯電話を利用している方を対象に電気代に応じたキャッシュバックがau WALLETプリペイドカードにチャージされます。
キャッシュバック率は、5000円未満で1%、5000円以上8000円未満で3%、8000円以上で5%(※)です。
ここで例えば、一人暮らしで毎月の電気代が6500円程度の場合に、毎月約200円のキャッシュバックが得られることになります。
(※)関西電力エリアの方は、2016年5月31日までお申し込みいただくと8000円以上で12%のキャッシュバックが得られるキャンペーン中です。
auでんきの利用開始から1年間の限定キャッシュバック率となります。
またauでんきの特徴として、スマホやタブレット、PCをご利用の方は専用アプリで随時、電気使用量や電気料金を確認することができます。
そのため電気の使い過ぎを防止することができ、アプリ内でご家庭の特性に合わせた省エネ術を紹介しています。
さらに、お使いのau製品(携帯電話、スマホ、インターネット)と電気料金の請求を一括にまとめることができ、個別化や複雑化した料金支払い手続きを一本化することで煩わしさを解消します。
⇒auでんきは料金プランとキャッシュバックで決める!
ネットやインフラのセット割引の場合
インターネット料金とのセット割引プランを打ち出している新電力事業として、現段階ではビッグローブでんき、TOKAI、ジェイコム電力、ソフトバンクでんき、東急パワーサプライ、東京ガス、などがあります。
ビッグローブでんき、TOKAI、ジェイコム電力、東急パワーサプライに関してはプロバイダが限定的であったり、電力会社切り替えの際に提携会社とのインターネット契約が必要となるようです。
そこで、このページでは東京電力エリアへの供給をしていて、かつプロバイダの制約が比較的少ない東京ガスのプランについて紹介します。
⇒東京ガス「ずっとも電気プラン」 ガスとネットで3つもお得!
プロバイダーとしてYahoo!BBをご利用のお客様はソフトバンクでんきのプランで割引が適用されますので、ソフトバンクでんきの「おうち割でんきセット」の項目をご覧ください。
また、Asahiネット、BBエキサイト、BIGLOBE、DTI、OCN、plala、So-netをご利用のお客様は東京ガスのセット割をご検討ください。
auでんきでは現段階(2016年4月)、auひかりをご利用のお客様向けのセット割引は打ち出されていませんが、今後拡充されていく可能性が高いと考えられますのでチェックが必要です。
東京ガスの「東京ガストリプル割」の場合
東京ガストリプル割ではガス代、電気代に加えて提携プロバイダの指定サービスをご利用のお客様にインターネット料金も毎月100円以上お得になるセット割引を提供しています。
提携プロバイダはAsahiネット、BBエキサイト、BIGLOBE、DTI、OCN、plala、So-netです。
提携プロバイダおよび重仕込みのプランによって割引額が異なります。
例えば、Asahiネットをご利用のお客様はファミリープラン、マンションプラン、ともに月額300円割引となります。
この他、BBエキサイト、plala、So-netをご利用の場合にもファミリープラン、マンションプランの割引額が同一で、それぞれ110円、100円、200円となります。
また、BIGLOBEの場合はファミリープランが300円、マンションプランが200円の割引となり、DTIではそれぞれ250円、100円、そしてOCNでは300円、100円の割引となっています。
この他@niftyも提携が決まっていて、今後サービス開始の際にホームページ上で告知されます。
その他のインフラ料金のセット割引について
このページでは、携帯電話とインターネット料金のセット割引を中心に紹介しましたが、この他にも電力自由化によって顧客獲得競争は加熱しており、各社で様々なセット割引プランを打ち出しています。
お客様の生活スタイルに応じたプラン選択をすることで、より快適なエコロジーライフが可能になります。
例えば東京電力エリアで自動車の利用が多い方には、ENEOSでんきと昭和シェルのプランがおすすめです。
ENEOSでんきに関しては月150Lまでガソリンや軽油、灯油が1Lあたり1円引きになり、昭和シェルのプランでは月100Lまでガソリンが1Lあたり10円引き、軽油は5円引きになります。
また、これから新築を検討をしているお客様向けには、不動産会社やハウスメーカーによる新電力事業が適切かと考えられます。
例えばミサワホームは、省エネ住宅と割安な電力プランを組み合わせた「ミサワでんき」を提供しています。
⇒ ミサワでんきのプランはお得?!ミサワホームのオーナーは必見!
電気代の5%を独自の電子ポイント(「ミサワポイント」)として還元し、それを自宅のメンテナンスやリフォーム費用に充てることができます。
また、賃貸住宅に関しては、「いい部屋ネット」の大東建託が賃貸料と家賃の支払いを一本化するサービス、「いい部屋でんき」を始めることが決まっています。
今後は敷金や礼金に関する割引などの特典導入も考えられるので、携帯料金の割引(200円程度)と比べると大幅な割引を受けることができるかもしれません。
※大東エナジー株式会社は2017年11月に家庭向け電力小売事業から撤退しました。現在、「いい部屋でんき」への加入は不可能です。
このページでは新電力事業によって、携帯電話やインターネット利用料金のセット割引が利用できるプランを中心に紹介しました。
また、ガソリンや住宅費用などその他のインフラ料金についても続々セット割引プランが打ち出されており、今後はさらに多様なプラン選択が可能になると考えられます。
電力自由化後は、様々なお得なサービスが付加されているプランが登場しています。
この機会にご自宅の電気料金を見直してみませんか?
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