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冷蔵庫の電気代は新旧で3.6倍の差がある

冷蔵庫と女性

どの家庭でも24時間365日稼働しているのが「冷蔵庫」です。
常に電力を消費していますから、当然その分の電気代が大きくかかっていますよね。
かといってこまめに電源を切るわけにもいきませんから、冷蔵庫で節電するのは難しそうです…。
果たして冷蔵庫の電気代はいくらかかっているのでしょうか?

冷蔵庫の電気代を計算する2つのポイント

“電気代計算”

冷蔵庫の電気代を把握する為には、この2つの単価を把握しなければ電気代がわかりません。

冷蔵庫の年間消費電力

冷蔵庫の年間消費電力は、冷蔵庫の説明書に記載されています。
説明書をお持ちじゃない場合は、冷蔵庫のホームページで冷蔵庫の型番を検索すると詳細が記載されていますのでチェックしてみましょう。

冷蔵庫の型番は、冷蔵庫の扉や冷蔵室にチルド室近くに記載あったりと、その冷蔵庫によりバラバラです。
消費電力量は冷蔵庫の場合は、ドアの開閉などがあり実測が困難なためJIS(日本工業規格)により実測の仕方が決められています。

契約している電気料金プランの1kWh電力量単価

1kWhあたりの電力単価は、ご家庭がご契約されている電力会社によって違います。
請求書に記載されていますが、わらない場合は契約されている電力会社のホームページで確認する事が出来ます。

この2つの数字を把握した上で、冷蔵庫の電気代の計算をしてみましょう。

冷蔵庫の電気代を計算してみよう

ご自宅にある冷蔵庫の電気代の計算方法は、このような式に当てはめて計算を行います。

冷蔵庫の年間消費電力×契約している1kWhあたりの電力量単価=冷蔵庫の年間電気代

となります。

冷蔵庫の年間消費電力は様々な冷蔵庫の大きさの平均値250Wとし、契約している1kWhあたりの電力量単価は東京電力の従量電灯Bプラン「25.91円」場合の電気料金の計算とします。

250kWh×25.91円=6,477円

250Wの冷蔵庫の年間電気代は、6,477円となります。
月額で539円程となり、意外と電気代が高い事がわかります。

⇒これから1人暮らしを始める方へ!電気代平均や初期費用

冷蔵庫の大きさ別年間電気代

“冷蔵庫”

冷蔵庫の大きさは色々ありますので、大きさ別の年間電気代を計算してみます。
⇒冷蔵庫のサイズどう決める?家族の人数別、冷蔵庫サイズの選び方

こちらも、契約している1kWhあたりの電力量単価が25.91円の場合の電気代の計算となります。
下記の電気代を見て頂くと、おかしな事に気付くと思います。

1人暮らし用の小さなワンドア冷蔵庫

75L 年間消費電力243kWh
243kWh×25.91円=6,296円

3人暮らし向けの冷蔵庫

335L 年間消費電力440kWh
440kWh×25.91円=11,400円

4人暮らし向けの冷蔵庫

415L 年間消費電力280kWh
280kWh×25.91円=7,254円

5人暮らし以上向けの冷蔵庫

608L 年間消費電力210kWh
210kWh×25.91円=5,439円

冷蔵庫のサイズに電気代は比例しない?!

この様な年間使用料金の目安となります。
消費電力を確認すると、冷蔵庫が小さい方が電力消費量が低いわけではない事がわかります。
冷蔵庫の大きさ別に電力消費量をチェックしていくと、大きい冷蔵庫の方が消費電力量が小さい事がわかります。

容量が大きいのに電気使用量が低くなる理由は、大きな冷蔵庫になればなるほど省エネ性の高い機能をたくさん搭載している事により、結果的に小さい冷蔵庫よりも電気代が安くなるという事となります。
冷蔵庫の場合は他の家電とは違い、冷蔵庫の大きさと消費電力が比例しません。

冷蔵庫を購入する際は、配置スペースの問題もありますので大きさも重要ですが、消費電力もきちんとチェックして検討し選ぶ事をオススメします。
電気代を抑える為にワンドアの小さな冷蔵庫を買っても、実は電気代が高いという事はよくある話なんです。

家庭の電気代の1位を占める冷蔵庫

“冷蔵庫を開ける女性”

冷蔵庫は常に電気を使用状態で食料品を冷やしてくれる家電ですので、やはり使用される家電の中で1番の電気消費量となっているご家庭が大半です。
ご家庭の電気使用量の、14%程を占めているのが冷蔵庫です。

ご家庭の電気代を抑える為には、冷蔵庫の電力消費と電気代を抑える事が大きなカギとなると言えます。

古い冷蔵庫は電気消費が物凄く高い

家電は古くなると電力消費が多くなるといいますが、冷蔵庫も例外ではありません。
ましてや、冷蔵庫は年々様々な部分が改善改良されている家電ですので、どんどん年間消費電力量を抑えられる冷蔵庫へと進化してきました。
2003年と2013年の冷蔵庫の年間消費電力量を比較すると、1/3の消費電力となっています。

実際に同じ容量でどれくらい電気代が違うのか比較してみました。
電力量単価は、東京電力の従量電灯プランB「25.91円」で計算しています。

1994年製の冷蔵庫

容量 年間消費電力量 年間電気代
170L 975kwh/年 25,262円

2015年製の冷蔵庫

容量 年間消費電力量 年間電気代
170L 290kwh/年 7,513円

具体的な数字で見るとかなりの違いですね。

冷蔵庫は10年も取り替えていない、そんな方は冷蔵庫を買い替える事で一気に消費電力量を抑える事が出来るかもしれません。

冷蔵庫の消費電力量にここまでの差が出ている理由は、省エネ技術の大きな進歩です。
現代の冷蔵庫は、このような素晴らしい省エネ効果を発揮してくれます。

年間消費電力量は2006年以降にはJIS規格による最新の測定方法を起用しているので、それ以後に販売されている冷蔵庫はかなり電気代を正確に計算できるようになってきています。

故障した冷蔵庫を使い続けるのは電気代の無駄?!

そして買い替えの理由の60%以上が「故障」なんですね。
やはり長年使っていれば何かしらの原因で故障してしまい、買い替えを余儀なくされるみたいです。
故障でも多いのが「ドアパッキンの摩耗」によるものです。

これによってドアを締め切ったつもりでも完全に閉まっていないことが多くなり、外から空気が入り込んでしまい冷蔵庫内の温度が上昇してしまいます。
温度が上昇した庫内を冷やすためにコンプレッサーの稼働時間が長くなってしまい、結果的に電気消費量が大きくなりその分電気代も無駄にかかってしまいます。

故障した冷蔵庫を使い続けるのは、無駄に電気代を払うことになりますので、出来るだけ早めに新しい冷蔵庫に買い替えるほうが良いでしょう。
⇒電気代の効果的な節約方法とは?

比較!冷蔵庫を買い換えればこんなにも電気代がお得!

“冷蔵庫で節約”

では、旧型と新型の冷蔵庫は電気代はどれぐらい違うのか、比較してみましょう。
今回は、「10年前の旧型」と「最新機種」の冷蔵庫でそれぞれの電気代を比較します。
冷蔵庫の場合、「年間消費電力」で比較します。

冷蔵庫の年式 年間消費電力
2005年製 650kwh
2015年製 180kwh

冷蔵庫の電気代は新旧で3.6倍もの差になるんですね。
新型冷蔵庫で500円/月かかっている場合、旧型冷蔵庫は500円✕3.6=1,800円/月もかかるんですから。

冷蔵庫の消費電力は使用する家庭によって異なります。
…というのも、「扉の開閉回数」や「空けている時間」はどこの家庭も同じではないですよね?

そのため冷蔵庫の場合、「JIS」によって測定方法が決められていて、実際に使用される状況に近い条件下で測定されています。
そしてこの測定方法によって算出された値が「年間消費電力」となります。
ですから冷蔵庫の電気代は年間で算出し比較するのが簡単で分かりやすいんです。

注意!冷蔵庫の電力量単価はメーカーによって違う!

冷蔵庫の年間の電気代は、「年間消費電力×1kWhあたりの電力量単価」で求められます。
1kWhあたりの電力量単価は契約する電力会社によって違ってきますので、実際に比較する場合は「ご自分が契約されている電力会社の電力量単価」を当てはめて計算してくださいね。

今回は、一般家庭で最も多く使われている東京電力の従量電灯Bプランの「25.91円」で計算します。

冷蔵庫の年式 計算式 年間の電気代
2005年製 650kWh×25.91円 16841.5円
2015年製 180kWh×25.91円 4663.8円

旧型と新型では年間12,000円も違う!

このように、旧型と最新の冷蔵庫では「年間電気代に約12,000円の差がでる」ことが分かりました。
年間で、これだけ電気代に違いが出るなんてかなり大きいですよね。

ちなみに冷蔵庫ってサイズが小さいほうが電気代が安いと思われがちですが、必ずしもそうとは限らないんです。
実際にカタログなどで年間消費電力量を調べてみれば分かるのですが、大型冷蔵庫のほうが年間消費電力量が小さいケースが多いんです。
⇒冷蔵庫の電気代ってどれくらい?冷蔵庫から節電を始めよう!

家の電気料金プランを変えればさらに電気代が安くなる?!

“電気料金プラン変更”

冷蔵庫は1年中、電気を入れた状態で使用する電化製品です。
上記の計算でも説明したように「電力量単価は電力会社」や「契約プラン」によって違います。
⇒知らなかった!!家電の電力消費量を比較して賢く節約!!

例えば「ひと月に家庭で合計400kWhの電気を使用した場合」でいうと、「400kWh×電力量単価で計算された分が電気代に含まれる」ことになります。
ということは、この電力量単価が少ない料金プランに変更すれば、月々の電気代も減らすことが出来るということになります。

また「日中よりも夜のほうが電気をたくさん使う」という方は、「夜のほうが電力量単価が安くなるプラン」にすれば、電気代を大きく減らすことも可能です。
また、これによって冷蔵庫の電気代も抑えることが出来ます。

冷蔵庫の買い替えとともに、家庭の電気料金のプラン変更も検討してみてはいかがでしょうか?
⇒タイナビスイッチで簡単シミュレーションはこちら

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