800Wの家電製品の電気代はいくら?

800Wの家電製品にはどんなものがある?
「800Wの家電」にはどんなものがあるのでしょうか?
例えば、「ハロゲンヒーター」や「セラミックファンヒーター」「オイルヒーター」「カーボンヒーター」などヒーター系は800Wタイプのものが多いですが、400Wへ切換することも可能なタイプも多いです。
電気ストーブも800W前後のものが多く、冬場に活躍する暖房器具はやはりワット数も比較的高くなります。
他には、電子レンジやPC、洗濯機にコーヒーメーカーなども挙げられます。
電子レンジはワット数をいくつか切り替えられるタイプが多く、800Wよりも高くも低くも設定できるものがあります。
パソコンは通常のモデルであればワット数は正直高くありませんが、自作PCとかになるとワット数も高くなるようです。
では、「800W」と聞くと電気使用量は高そうですが、実際の電気代ってどれぐらいなのでしょうか?
800Wともなると、それなりの時間を使用し続ければ電気代も結構高く付きそうに気がしますが。
そこで今回は、800Wの電気代がいくらになるのか解説していきたいと思います。
電気代の計算方法も解説しますので、他の家電製品の電気代を求める際にも役立ちます。
800Wの電化製品の時間別の電気代は?
電気代は、消費電力(kW)×時間×電気代の単価で求めることができます。
消費電力は「キロワット」で求めますので、「÷1000」をしなければいけませんので間違えないよう注意してください。
「電気代の単価」とは「1kWを1時間使用した場合」となり、この単価は電力会社によって違います。
実際に計算する場合は、「自分が契約している電気会社の電気代単価」で計算してくださいね。
今回は、「23円」で計算していきます。
まず「800W」は「1kW=1000W」ですので、「800W÷1000=0.8kW」となります。
これを先ほど紹介した計算式に当てはめればいいわけです。
800Wのヒーターを1時間使ったときの電気代は?
では、800Wのヒーターを1時間使用したとして計算してみましょう。
「0.8×1時間×23円=18.4円」となります。
つまり800Wのハロゲンヒーターを1時間使うと電気代は、「18.4円」かかるという計算になります。
あまりないと思いますが、24時間つけっぱなしにした場合の電気料金は441円となります。
1日で400円はさすがに使いすぎですよね。
800Wのヒーターを1ヶ月使うといくらかかる?
「0.8×1時間×30日×23円=552円」という計算になりますので、800Wのヒーターを1ヶ月使うと「約552円」となります。
1日1時間しか使っていないのに、電気料金が500円を超えるのは結構高い気がしますね。
コーヒーメーカーを1日5分使用すると?
他にはコーヒーメーカーで、1日5分使用した場合の電気料金です。
「0.8×5÷60×23=15円」
1日約1.5円となり、これを1年間続けた場合「547円」となります。
毎日飲み続けても缶コーヒー5杯分程度で済ませられるんですから、かなりお得といえるのではないでしょうか。
乾燥機の電気代は意外と高い?!
洗濯機の場合、洗濯よりも乾燥のほうが消費電力が高くなります。
乾燥なら800W以上のものも多いです。
また乾燥させるまでに時間がかかるため、電気代も結構掛かります。
例えば「乾燥に90分かかる洗濯機であれば、1ヶ月で828円もかかる計算」になります。
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