デスクトップパソコンとノートパソコンの電気代は1日10円以下?

「パソコンの電気代っていくらなんだろう?」…ふと疑問に思ったことありませんか?
また、デスクトップとノートパソコンでも電気代は違うのか知りたい方も多いと思います。
今回は、パソコンの電気代とその節約方法について解説していきたいと思います。
⇒家電製品の電気代を自分で計算してみよう!!簡単な計算方法紹介!
パソコンの電気代の計算方法
ここでは、パソコンの電気代の計算方法を紹介していきます。
電気料金の出し方は、消費電力[W] x 1日の稼働時間[h] x 月間使用日数[日] x 電力量料金[円/kWh]となります。
PCの消費電力や使用環境、電気料金プランによって実際の電気料金は変わってきます。
電気代を計算する場合、電力量を算出し、次に電力量はkWh(キロワットアワー)で計算しますので、Wh(ワットアワー)をkWhに換算しなければいけません。
消費電力W×時間h=電力量、Wh÷1000=kWhとなります。
⇒一日当たりの電気使用量平均は18.5kWh
デスクトップパソコンの電気代
標準時モードで毎日10時間利用した場合の電気代を、1kWh=27円で計算(主要電力会社10社平均単価)してみました。
2016年製 | 2008年製 | |
---|---|---|
1日 | 36W÷1000☓10h☓27=約10円 | 39W÷1000☓10h☓27=約10.5円 |
1カ月 | 10☓30日=約300円 | 10☓30日=約315円 |
1年 | 300☓12=約3600円 | 315☓12=約3780円 |
ディスクトップの場合は、搭載するパーツによりかなり消費電力が変わってきますので、電気代を抑えたい方はモニターやCPU、グラフィックカードの消費にも注意を払うことをオススメします。
⇒あなたは平均的な電気代よりいくら多く支払っていますか?
ノートパソコンの電気代
標準時モードで毎日10時間利用した場合の電気代を、1kWh=27円で計算(主要電力会社10社平均単価)してみました。
2016年製 | 2008年製 | |
---|---|---|
1日 | 12W÷1000☓10h☓27=約3円 | 12.5W÷1000☓10h☓27=約3.4円 |
1カ月 | 3☓30日=約90円 | 3.4☓30日=約102円 |
1年 | 90☓12=約1080円 | 102☓12=約1224円 |
ノートパソコンのほうが電気代は安い?!

前項のデータからノートパソコンのほうがデスクトップパソコンより電気代がかからないことが分かりました。
ですが年間での電気代が約2000円程度なので、さほど差はないと言えます。
そして、パソコンも最新のものほど消費電力がかからない仕様になっています。
仕事で使用したりする場合には、拡張性や性能面でディスクトップを使いたい方もいるでしょう。
その場合は下述するような工夫をされると、さらに効果的に節電ができます。
⇒あなたは平均的な電気代よりいくら多く支払っていますか?
パソコンの電気代を多く使う場合の節電方法
パソコンの電気代は、それほど高くありませんでした。
しかし、使い方によっては電気代がもう少し高くなることもあるんです。
では、具体的にパソコンをどんな風に使うと電気代が高くなるのでしょう。
イヤホンじゃなくスピーカーで音楽を聞く!
パソコン使うとき、スピーカーではなくイヤホンを使用している方も意外と多いかと思います。
実はこの使い方のほうが、消費電力を少なくすることが出来るんです。
イヤホンのほうが電力消費が少ないのは、単純に音量が小さくて済むからです。
音が大きい方が電力を消費するのは当たり前のことかもしれませんが、なかなかそこまで意識が回らないものです。
音量が小さいほうが電力消費が小さいということは、ミュートで音を出ないようにすればもっと安くなりますね。
音を必要としない時は、ミュートにしておくと節電につがります。
パソコン起動を何度も行う!
エアコンは、起動時に一番電気を消費するのは知っていますか?
実はこれ、エアコンだけでなくパソコンでも同じことが言えるんです。
パソコンの起動時には、通常の約3倍の消費電力がかかります。
そのことからパソコンを3時間以内で使用する場合は、つけたままにしておくことで無駄な消費電力を使わずに済むことが分かります。
使用後に電源コードを抜く!!
電源コードをこまめに抜いている方も多いかと思います。
コンセントに繋いでいるだけで待機電力を消費しますから、こまめにコンセントを抜きたくなる気持ちも分かります。
ですが、コンセントを挿しっぱなしにしても月に10円程度にしかなりませんので、さほど気にする必要はないかと思います。
また、デスクトップパソコンの場合、こまめにコンセント抜いていると劣化しやすくなり消費電力が大きくなると言われています。
パソコンの節電は電気プランを見直すことでさらに安くできます!
今回は、パソコンの電気代と節電方法を見てきました。
計算してみるとノートパソコンとディスクトップパソコンともに電気代は、それほどかかりません。
ですので節電方法を試すよりも、今のご自宅の電気料金プランを見直すほうが節電につながるかもかもしれません。
タイナビスイッチでは、無料で1分程度でご自宅に合ったプランを診断できます。
安いプランに切り替えれば、年間で6万円以上の節電につながるケースもあります。