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換気扇の電気代は24時間つけっぱなしでいいの?

換気扇と女性

キッチンや浴室、トイレなどの水回りに設置されている換気扇。
換気がよくない場所では、換気扇を24時間つけっぱなしにしている家庭が多いのではないでしょうか?

家電をつけっぱなしにしておくのは、節約という観点からすれば基本NG行為です。
「換気扇は回しっぱなしにしてるけど、電気代はいくらかかってるんだろう?」と気にされたことがある人も多いはずです。

家の臭いや湿気の除去を優先するべきか電気代を優先するべきかを判断するために、換気扇が消費する電気代を確認する必要があります。

実は換気扇は、トイレ、浴室、台所と消費電力が違うので、電気代も変わってくるんです。
ここでは、24時間つけっぱなしにするとどれだけの電気代がかかるのか比較してみました。
⇒家電製品の電気代を自分で計算してみよう!!簡単な計算方法紹介!

換気扇の電気代は24時間回しっぱなしでもいいの?

“換気扇”

換気扇の設置場所毎にかかる電気代を見てみましょう。

換気扇と言っても設置箇所によって役割が異なりますよね。それに応じて大きさも消費電力も変化します。それでは、家中の換気扇を24時間使い続けていた場合、それぞれの電気代がいくらになるか計算してみましょう!

契約する電気料金プランは、主要電力会社10社平均単価27円/kWhで計算します。

トイレの換気扇の電気代は月に約58円!

まずは、トイレです。
トイレの換気扇は臭いを排出する効果が求められます。装置も小さく、換気力も弱めです。換気扇を止めてしまうと臭いが充満してしまいます。

トイレの換気扇の電気代
24時間 3÷1000☓24☓27=1.94円
1カ月 1.94☓30=58.2円
年間 58.2☓12=698.4円

消費電力は、3W前後が目安となります。これを24時間使い続けたても、トイレの換気扇の1ヶ月にかかる電気代は、たったの58円となり安いですから、安心してつけっぱなしにすることができます。
⇒電気便座の電気代は「弱」で1日10円もかかる!

浴室の換気扇の電気代は月に約389円!

では、浴室はどうでしょうか?
浴室の換気扇の消費電力は、大体20W前後のものが多いです。

浴室の換気扇の電気代
24時間 20÷1000☓24☓27=12.96円
1カ月 12.96☓30=388.8円
年間 388.8☓12=4665.6円

計算すると約389円となります。
トイレに比べやや高めですね。

水気のある浴室は、どうしても湿気が溜まりやすいですから24時間換気扇をつけっぱなしにしている家庭が殆どではないでしょうか。
カビや結露対策のことを考えると、24時間ずっと回しておくべきでしょう。
⇒浴室乾燥機の電気代を確実に節約する5つの方法

キッチンの電気代は月に約583円!

台所の換気扇は、比較的消費電力が大きいものが多いです。
ですが、それでも消費電力は30W前後ほどですから、極端に高額な電気代がかかることはありません。

最近の換気扇は、省エネモードを備えているものも多く消費電力は、約5Wとなっています。
それであれば、電気代はひと月あたり約97円で済んでしまいます。

キッチンの換気扇の電気代 通常モード 省エネモード
24時間 30÷1000☓24☓27=19.44円 5÷1000☓24☓27=3.24円
1カ月 19.44☓30=583.2円 3.24☓30=97.2円
年間 583.2☓12=6998.4円 97.2☓12=1166.4円

ですが、キッチンはホコリや油などで汚れやすい場所ですから電気代は、もう少しかかっていると思ってよいかもしれませんね。
モーターの回転が正常でないと、その分電気代が余計にかかってしまいますので清潔を保っておくと良いですよ。

キッチンの換気扇は24時間つけておくことで、料理のニオイやハウスダストでの空気汚染を予防してくれます。
⇒電気代が安くなったら何に使う?100人アンケート結果公開!電力自由化

24時間換気システムがあっても換気扇は必要

居室

24時間換気システムは、シックハウス症候群対策のために設置されています。
換気扇とは違い、湿気や臭いの対策にはなりません。
特にマンションなど窓が少ない住戸では、換気扇をつけることは空気汚染を予防する意味でも大切になってきます。

24時間換気システムの電気代は、下記の通りです。
27円/kWで計算しています。

50Hz 60Hz
消費電力 17.7 21.9
電気代24h 11.47円 14.19円
電気代1カ月 344.10円 425.70円
電気代年間 4129円 5108.4円

この電気代は、1機器あたりの金額です。
通常は、部屋ごとに設置されているので、この金額を台数で計算した金額が電気代になります。

戸建てですと、平均して6個設置されているので、ひと月あたりの電気代は約2000円台です。馬鹿にならないですね。

時間帯別電灯契約中に換気扇を24時間使用した場合

キッチンのエアコン

ある一定の時間だけ、電気の価格が格安になる夜間電力をご存知ですか?
電力会社の時間帯別電灯というプランを契約すると、夜間の一定の時間帯は12円前後で電気が使えるのです。逆に、夜間電力の時間帯以外は電気代が割高になってしまうのも大きな特徴ですね。

この時間帯別電灯を契約している場合に、浴室の換気扇を24時間使い続けたら電気代はこのように変化します。

東京電力の時間帯別電灯で浴室換気扇を24時間使ったら

東京電力の時間帯別電灯の1つ、朝得プランの電力利用料金は以下の通りです。

時間帯 電力単価
AM1:00~AM9:00 12円19銭
AM9:00~AM1:00 31円90銭(第2段階料金の場合)

1日に24時間換気扇を使う中で、8時間は安い単価が適用されるということですね。この朝得プランは従量電灯Bと比較して、ひと月の浴室換気扇の電気代にどれほどの差があるのか計算してみましょう。

夜間電力 20×12.19×8×30÷1000=58.512円
昼間電力 20×31.90×16×30÷1000=306.24円

夜間電力と昼間電力の金額を合計して、浴室換気扇のひと月の電気代は約365円ということになります。
27円/kWhで計算しても、ひと月あたりの電気代は約389円とそれほど変わりません。
⇒2017年からの東京電力の新事業計画と電力自由化への影響

エアコンと併用すると電気代がとても高くなる

エアコン

エアコンと換気扇がリビングなど同じ室内に設置されている場合は、使い方に気をつける必要があります。
換気扇の風量が大きいとエアコンの効きが悪くなるため、電気代が余計にかかってきます。

キッチンで換気扇とエアコンを使うことは多いかもしれませんが、換気扇の風量に注意をして使用しましょう。

換気扇の電気代はわずか

換気扇は、部屋を密室状態にすると効果的に利用することができます。
電気代も高いものでも約500円程度です。
どこの場所でも、つけたままにしておくことで室内の環境を快適に保てます。

換気扇を24時間使用するなら安い電力プランで節電を!

換気扇は、24時間つけたままにしておくことが室内環境を快適に保つことができることが分かりました。

それでしたら、電力プランを見直してみてはいかがでしょうか?

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