省エネ住宅に変身させる4つの工夫とは?

一般住宅の使用電力の中で、大きな割合を占めるのがエアコン、冷蔵庫、テレビ、照明の4つです。電気代を節約したいと考えているのなら電力を無駄なくできる、あなたの家庭にピッタリな工夫を考えてみましょう。
省エネ窓でエアコンの電力を抑える
今注目されているのが「省エネ窓」です。
せっかくエアコンで夏は涼しく、冬は暖かくしたいと思っても窓に隙間があって外気が入り込むのでは電力が余分にかかります。
日差しで熱が伝わりやすい窓は、省エネタイプのエアコンをつけたとしても電気代がかさんでしまいます。
無駄なく省エネをするには、リフォームの際に窓を見直すことです。
リフォームが難しい場合は、緑のカーテン(ゴーヤなど)、または、すだれ、後付けタイプのロールスクリーンなどで窓から熱が伝わりにくくなるように工夫しましょう。
室外機を冷やすと部屋が涼しくなる?!
冷房ファンが高温では熱交換器に電力が多くかかってしまいます。
室外機に直射日光があたっている場合は室外機の上にサッシなどで屋根をかけて日よけをする工夫をしましょう。
すると熱交換器が冷やされ、部屋が冷えやすくなります。
室外機から放出される熱がこもらないようにするために風通しの良いところに設置するのも忘れないようにしましょう。
冷蔵庫の省エネは毎日の家族の習慣に
詰め込み注意!
ぎゅうぎゅうの冷蔵庫内は空気の循環を悪くします。
また必要のない物を冷やし続けることで余計な電力がかかります。
余計な物を買い込まない、入れ込まないように工夫しましょう。
見直すと期限切れの調味料など廃棄するものが意外とあるものです。
配置には余裕を持つ
壁ギリギリに設置していると電気代が余計にかかる場合があります。
庫内を冷やすために熱が放出されますが、その熱がこもりやすい環境だと省エネになりません。
一度は配置するとなかなか動かせない冷蔵庫は最初の配置が肝心です。
明るさセンサーでテレビも省エネ
最近は薄型テレビが主流になり、消費電力を削減したものがほとんどです。
LEDバックライトを使うことで蛍光管よりも省エネになりました。
明るさセンサー機能を利用し部屋の明るさに自動調整させ省エネを心がけましょう。
照明はLEDを基本に考える
電球形LEDランプの魅力は省エネだけではありません。
寿命が一般の電球に比べ寿命が長く面倒な電球交換の手間も省けます。
住宅の電力の大半を占めるものを省エネになるように工夫すれば自然に省エネ住宅になるのです。