光熱費 県別一番かかっている県とかかっていない県ベスト5!!

ここでは光熱費を県別に検証していきます。
地域ごとにどのような特性があり、光熱費に影響しているのでしょうか。
その分析を進めることで節電に関わる知識を得ることができます。
光熱費の多い県と少ない県
総務省の国税調査によると、光熱費が高い地域と安い地域は下記のようになっています。
【光熱費が高い県】
第1位:富山県(22,909 円)
第2位:石川県(22,660 円)
第3位:山形県(22,528 円)
第4位:宮城県(22,312 円)
第5位:新潟県(22,184 円)
【光熱費が安い県】
第1位:宮崎県(16,552 円)
第2位:山口県(17,348 円)
第3位:鹿児島県(17,617 円)
第4位:大分県(17,843 円)
第5位:高知県(18,053 円)
一見何の共通性も無いように感じますね。
地方という以外に何が光熱費に影響しているのでしょうか。
県別データから見えてくる光熱費の正体とは?
光熱費がかかる県の特徴を見ていると、「住宅面積が広く、持ち家率が高い」ことが判明!
一番光熱費がかかっている富山県は日本で一番、1世帯あたりの延べ面積が広く、持ち家率も高いということがわかっています。
つまり家が広くて住んでいる人数も多いため、光熱費がかかっているというわけです。
決して北国だからというわけではありません。
その理論でいけば北海道がトップ5に入っていてもおかしくありませんね。
しかし北海道は全国の中でも電気代が安く済んでいる地域としても知られています。
光熱費は断熱性がポイント
部屋が広くなればそれだけ室温を上げるための時間もかかりますし、消費電力も増えます。
それを出来るだけ抑えるには部屋の気密性を上げて、保温性や断熱性をアップさせることが重要になります。
そのためには住宅の壁面資材や窓ガラス素材の変更が必要になってしまいます。
ただ、もっと経済的負担を軽くして保温性を上げる方法があります。
それは市販されている断熱シートと緩衝材を使用することです。
外気の影響を最も受けやすい窓の断熱性が高まれば、部屋の温度を保つことができます。
それによって過度にエアコンを使ったり、冷房を使うことが減ります。
寒い季節は窓いっぱいに断熱シートと緩衝材を貼りましょう。
防寒対策のため密閉空間をできるだけ広げて、外気と接する面積を減らすことが大切です。
上記のようなことを意識すれば、住んでいる地域に問わず光熱費を抑えることができるでしょう。
断熱性だけでなく、電力会社にも注目?
断熱に気を配ることで、電気を大量に消費する家庭でも、電気料金を削減することができます。しかし高額な電気料金を支払っている家庭ならば、電力自由化にも気を配った方が良いでしょう。
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