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電力自由化

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エネルギー自由化で電気ガス両事業のシナジー効果に期待

エネルギー自由化

2016年春からスタートする電力自由化ですが、1年後にはガス自由化が控えています。
もはやエネルギー全体の自由化が進んでいる事は誰の目にも明らかです。

  • 電力自由化は知っているけど、ガス自由化はしらなかった!
  • 電気、ガス両事業が自由化になる事で、どんなシナジー効果が生まれるのか?
  • もしくは電力会社とガス会社の競争は益々激しくなるのか?

これから詳しく解説していきます。

エネルギー自由化の認知度や基本

電力自由化の認知度は8割程度に上るものの、詳しく知っている人は3%にとどまっているのが現状です。
ほとんどの人にとって、電力自由化は「電気料金の抑制」程度の認識になっており、「エネルギー自由化」がもたらしてくれる、生活をよりよく変えていくメリットがまだ浸透していない様子が浮かび上がっています。

電力自由化について不安な点

停電になったときや、契約をした電力会社が倒産などして、電気の供給ができなくなった時に、どうすればよいのか、電気が止まってしまうって、生活上不便どころか生活が回らなくなってしまいますものね…

そんな時でも、必要以上不安がる必要はありません。契約会社が電気を調達できなかった場合も、送配電網を管理する会社が、しばらくは電気を補給することができるので、すぐに止まって生活が困ってしまう、ということが起こらないようになっているんです。
なるほど・・うまく考えられているんですね。

自由化がもたらす経済への影響

“マネープラン”

今まで電気は、電気会社の事業を運営する費用に比例するように電気の使用料金が決定されていました。しかしエネルギーの自由化によって、このシステムが他のシステムへ変更されるのではないか、という見方があります。

例えば今は、皆が電気をよく使う時間帯でも、電力会社から「みなさんが使えるように少し消費電力を減らしてください」と直接言われることは少ないですが、自由化により市場に基づいた発電設備しか設置できなっくなると、限りある電力を皆で使いこなすことが必要となり、電力会社側から、消費者に向けてピークの時間帯に使用量を減らしてもらい、その対価として報酬を支払う形になると考えられています。

自由化により様々なビジネスモデルが生まれる

エネルギー自由化は、現在の決まりきった電気会社に使用量を支払うことだけではなく、今までになかったビジネスモデルを生み出す、とされています。
例えば、電気を自社で発電し利用している会社があるとすると、電気のピーク時に節電することで、余剰分の電気が生まれます。

この電気を市場で販売していくことができますし、発電設備を持たない中小の企業も市場から電力を購入することができ、色んな所から細かく仕入れ、それを売買していくビジネスモデルも存在します。

エネルギーが自由化され商品となり個人が主役となる

今まで電気は湯を沸かしたり、テレビをみるためのエネルギーであって、商品という見方をする人は少なかったでしょう。
けれども、エネルギー自由化によって、電気やガスなどのエネルギーはひとつの商品となり、だれでも販売できる時代になっていこうとしています。

その変化は私たちがエネルギーを使う生活の中で、自分自身で選び取っていく、と言う感覚をより強く植え付けてくれ、生活の中の主役が自分であることをより強く認識させてくれることになるでしょう。

エネルギーの自由化は海外ではされているのか

イギリス、ドイツ、オーストラリア、アメリカなどの欧米主要国では、電力は自由化されています。春から日本で予定されている電力自由化と同じように複数の企業が参入していて、キャンペーンやサービスで顧客の獲得に努めている会社が多いそう。
風力や太陽光などの再生可能エネルギーは少し割高になりますが、選択肢として用意されています。

エネルギー自由化によって広がるマーケティングの可能性

では、エネルギー自由化によって広がる可能性や魅力って何なのでしょうか。
マーケティングという視点からメリットを解説していきます。

今まで、エネルギーを商品として扱うことは少なかったと思います。例えば電気は地域の決まった電力会社から供給するしか手段がありませんでしたが、様々な企業が参入してくることで競争が生まれることになります。
それにより各社少しでも顧客を獲得しようと、様々なセット割引やキャンペーン、他社のエネルギーと差をつけるアピールが行われることになるでしょう。

それこそ、天然水が産地などによって付加価値を付けられ販売されているものがあるように、電気にも生産ルートや生産過程などにおいての特色をアピールし他社との差別化を測り、ブランド価値を向上させようとする動きが想定されています。

総合エネルギーサービスへ向けて~中小企業の課題~

この春から自由化された電気ですが、実はガスも自由化へ向けての動きが進んでいるのはご存知でしょうか。
2016年の1月末に、経済産業省が都市ガスの全面自由化を大部分において了承したことが報じられました。

ガスの自由化へ至ったのはどのような理由があるのでしょうか。

エネルギー自由化による電気料金の上昇を防ぐ

“男性”

電力自由化により、電気料金を引き上げる電力会社もあると予想される中、ガスが自由化へ踏み出せば、ガス価格の引き下げが進むと考えられています。
そうなると電気も料金を上げてばかりだと、ガスに顧客を持っていかれるので、料金を下げざるを得なくなってくるのです。

また福島第一原子力発電所事故の処理費用がこの先かさんでくると、国民の電気代に上乗せされる可能性があると懸念されています。そういった価格上昇を抑えたい意向があるのです。

エネルギー自由化で中小のガス会社はどうやって生き残るのか?

“民家”

ガスの自由化が進めば、大手ガス会社は、まだ普及していない地方にエリアを拡大していくことが予想されます。
利用者にしてみても、地方のプロパンガスなどは、地域を独占して価格を設定していることもあり、料金を高く設定していることもあるので、消費者からは不満の声が大きかったでしょう。

そんな中、大手都市ガスが地方にも乗り出すと、両者の希望に合致し、契約率が高くなる可能性もあります。
その場合、中小のプロパンガス会社はどうやって生き残っていけばよいのでしょうか。
考えられている手段は以下の通りです。

エネルギー自由化で都市ガスに参入

プロパンガスが独占していた地域に、都市ガスが乗り込もうとすると、中小のプロパンガス会社が悲鳴を上げるのは目に見えていますが、自由化によりこの動きは止められないでしょう。
そこで自社が生き残る方法として考えられているのが、都市ガスに参入することです。

ガスの自由化までの1年の差が生む電力会社の不満

2016年春からの電力自由化へ向けて、電気とガスのセット割引が注目を集めていますが、これに対し、電力会社はガス自由化まで1年またなければならないので不公平だ、と不満を抱いているのが現状です。

ガス会社の方は、2016年から翌年の2017年からガスと電気をセットで割引できますよ、とうたい顧客を集めることができます。しかし電力会社はまだ自由化が始まっていないガスに対して、2016年から顧客の獲得に向けて動き出すことができない現状があります。

あくまで2017年から自由化されるガスに対し、電気の会社が開始前に利用者を募ることができない、ということです。
「ガスと電気のセット販売」がこれだけ注目されているなか、それは不公平だ、と立腹しているのが電気会社なのです。

おわりに

いかがでしょうか。電力自由化だけではなく、1年後に予定されているガス自由化のことも含めて考えると、エネルギーの価値そのものが、今までより大きく変わろうとしていることがわかりましたね。
エネルギーの自由化が私達へ及ぼす影響は、ただ単に料金の高低だけではなく、より生活を豊かにする手段としての活用を提案している団体もあります。

様々な選択があらわれてくる中で、生活の主役が自分であることを強く意識して、望むライフスタイルを明確にしていくことで、私達の選択も明確になってくるのではないでしょうか。
このサイトでよりエネルギー自由化についての理解を深め、選択に役立てていただきたいです。

電気もガスも選べる時代へ

電力自由化が2016年に行われ、2017年にはガス自由化です。しかし既に行われている電力自由化には100社以上の企業が参入しています。ガス自由化の場合も、同じように多くの企業が台頭してくることでしょう。

そのため簡単に、複数の企業を比較できるシュミレーションサイトの利用は必須です。タイナビスイッチなら100社以上の企業に対応していますので、一度診断を行ってはいかがでしょうか?

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